9月26日からレースの始まった国体セーリング競技では(千葉市稲毛ヨットハーバー)、今年も「チャイルドルーム」が開設されています。
千葉国体のチャイルドルームは会場の管理棟2階の和室に設置。
10数年前、レースの参加選手から「子どもを預かってくれるところがあったらいいのになぁ~」という声が上がりました。
それがきっかけで、JSAFのレディース委員会はチャイルドルームを立ち上げることに奮闘してきました。
そして、倭千鶴子委員長の努力が実り、高知国体からはチャイルドルームが実現し、現在まで約8年が経過しました。
チャイルドルームは主催県の特色がよく表れるところです。
今年は、昔ヨットに乗っており「自分の所属していた県の応援に来ました」というパパやママが多いのが特徴。
どちらの県の応援か尋ねてみたところ、兵庫県や山形県など方々から駆けつけて来ている様子。
女子選手の支援をしていこうと始めたチャイルドルームですが、近年は運営サイドのお子さんも受け入れるようにして、セーリングに関係しているみんなのサポートをしています。
少しずつチャイルドルームの存在が認知されてきているのか、今年の千葉国体ではこれまでにないほど子どもたちであふれかえり、保育士の方々も汗だくの大盛況ぶりでした。
この勢いだとチャイルドルームの利用者新記録を樹立すること間違いなしです。(レポート/三浦多満枝・JSAFレディース委員会、写真/濱谷幸江)