第19回 TOKYO’S CUP 2010ヨットフェスティバル、Bコースのスタートは11:00。参加艇は11艇。
東海汽船から連絡が入り、11:10分の便の入港が岡田になるとのこと。
大丈夫だろうか…
ゼネラルリコールになると、ジェット便の入港に支障をきたしてしまう。
なんとかオールフェアーでスタートして欲しいと願った。
天気は曇り時々晴れ。風向230度 風速12ノット、吹き下ろしの風が時おり強く海面をたたくように吹きつけていた。
陸上では大島国際海洋高校のヨット部学生がスタート信号の手伝いをしてくれて、その旗を合図に各艇は無事にスタートし、伊豆大島筆島沖10マイルフニッシュを目指し爽快に走り出した。
スタートすると本部船はすぐに筆島に向かい、フィニッシュラインを設定。
水深は35mぐらいだけど、潮の流れはとてもきつく、マークを打つのに苦労する。
斉藤レース委員長は真剣に海面を見つめ、マークポイントを探していた。
スタッフのみんなも一瞬のチャンスを逃さないようにレース委員長の指示を待つ。
委員長の指示があり、土嚢をデッキに持ち上げ蹴り落とし、「いってこい」にしてあるロープを落としこむ。
のんびり作業していると怪我をしてしまうぐらい、実はハードな作業。
そうこうしているうちに、レース艇の姿が見えだしてきた。
今年の大島は風が強い。
筆島沖フィニッシュポイントは吹き下ろしの風が強く、220度の風が26ノットぐらいあり、立っている私も吹き飛ばされそうになるぐらいの風が吹き出した。
本部船の船長さんいわく「たぶん20メーターはありますよ」
フィニッシュラインを目指してやってくるセーリングボートの様子はとても大変そうに見えた。
オーバーヒールはもちろん、タックも大変そうだ。
風が強く、リタイヤする船も出てしまったけど、無事にフニッシュすることができた船もあり、どんな様子だったのかなぁと、とっても気になる。パーティで参加艇の話を聞くのが楽しみになってきた。(三浦多満枝)
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