平成22年度全国安全指導者養成講習会を開催

2010年11月17日

 

JSAF指導者委員会の主催で「全国安全指導者養成講習会」を開催します。

この講習会は、セーリング人口の増加と安全なセーリング活動を目指しています。
普及という側面に関してはセーリング教室とバッジテスト、安全面に関してはJSAFの取り組みや海上保安部のご指導、また、オリンピック強化・育成の角度からもスポーツ文化の本質的価値を見出し、指導育成・普及・強化等の各セクションの特徴を活かした協業を行い、世界に通ずる新しいオリジナリティの可能性などをセーリング界として考える講習会にしたいと考えています。

講習会にはJSAF役員が参加し、今後の日本のセーリングの普及と安全という根本にかかわることをともに考えていきたいと思います。関係の諸団体の方々はじめ、ジュニアからユースのクラブ、高校ヨット部から大学ヨット部、ディンギーの艇種別協会から大型艇の水域まで幅広く多くの方にご参加いただきたく、お願いいたします。

本講習会は、公認指導者資格の更新に必要な義務研修でもありますので、公認指導員の参加をお待ちしております。(指導者委員会委員長・小山泰彦)

 

講習会の概要

開催日:平成22年12月4日(土)午後1時から5日(日)正午まで
開催場所:東京都若洲海浜公園ヨット訓練所(東京都江東区若洲三丁目1番1号 03-5569-6703)
交通:首都高速新木場インターから5分。JR京葉線または営団有楽町線 新木場駅より徒歩20分

プログラム内容

「12月4日」
・13時 開会
挨拶 山崎JSAF会長
・オリンピックの過去・未来、銀・銅から(金) 歴代オリンピック監督「私たちは、どう戦ったか」
藤沢・松山・小松・中村の各監督
・ロンドンオリンピックへの布石
山田敏雄オリンピック特別委員会委員長
・東京オリンピック招致活動から得たもの 「普通のひと」にもヨットを!
北住威彦東京オリンピック招致委員長 
中高齢者ヨット教室を考えよう、若洲での活動例も含めて
小山指導者委員会委員長
・ヨット人口増加は「車の両輪で」
田中東京都ヨット連盟理事
・ディンギーとクルーザーの融合
宮城県他いくつかの例
・18時 懇親会
挨拶 前田JSAF専務理事

「12月5日」
・9時30分 開会
安全・ルール・資格認定
・ウォーターセーフティニッポン
遠藤卓男普及推進部長
・1年間の事故の分析と対策
大坪JSAF外洋安全委員長、東京海上保安部 航行安全課 市村隆志第一海務係長/川田智士第一海務係
今更聞けない、指導者のためのルール教室
川北指導者委員会副委員長
・バッジテストの現状と今後
小阪指導者委員会事務局長
・指導者委員会からのお知らせ
・日体協指導者表彰のご案内他
・終了の辞
秋山日本セーリング連盟副会長

 

詳細、お問い合わせに関しては下記をご覧ください。
http://www.jsaf.or.jp/shidou/2010/study/02/info.pdf

SAILOR’S CHRISTMAS PARTY
2010関東外洋4団体忘年会のお知らせ

2010年11月15日

JSAF関東外洋4団体忘年会を下記の要領にて実施いたします。


今年の楽しかったヨットライフを振返り、さらに来年のプランを語ろうではありませんか。
本年、長く親しまれたKSC が新生KTS(関東トラディッションシリーズ)として復活しまた。
初島卯月レース/大島レース/神子元島レース/小網代カップの4つのレースをシリーズレースとして表彰します。
また、永年表彰、本年度関東水域で活躍した仲間の表彰を予定しています。
加えて、2011年5月関東4団体他共同主催で開催予定の『種子島東京ヨットレース』をはじめ、当日は可能な限り、来年度のレース/イベントの予定を公表したいと思います。
さらに、お楽しみ抽選会等も行う予定です。

皆様お誘いあわせの上、ぜひご参加ください。

開催概要


開催日時:2010年12月1日(水)
受付開始:18時30分
開       宴:19時00分
会     場:表参道 『bamboo』
東京都渋谷区神宮前5-8-8(http://www.bamboo.co.jp/omotesando/
会      費:男性 7,000 円、女性 6,000 円
申し込み:11月19 日(金)までに、各団体宛に、できるだけ艇ごとにお申し込みください。

外洋東京湾:tokyowan@yacht.jp
外洋三崎:misaki-office@jsaf.or.jp
外洋三浦:miua4210@tbu.t-com.ne.jp
外洋湘南:sorc@jsaf.or.jp

ドレスコード:男性はジャケット着用
*クリスマスプレゼントをお持ちください(お気持ちのこもった物なら何でも結構です)
幹  事:東京湾・山本、三崎・中里、三浦・長谷川、湘南・作田

第16回アジア競技大会
セーリング競技・日本代表チーム

2010年11月9日

11月6日東京で行われた日本代表団結団式におけるセーリングチームJAPAN

11月12日から開催される第16回アジア競技大会のセーリング競技に参加する6種目・8クラス・14名の選手および6名の役員が競技会場の汕尾・シャンウェイに到着しました。

今回の選手たちは「メダル獲得に最も近い種目・選手・チーム」「次代の日本セーリング界を担う実力あるユース・ジュニア選手」かつ「10m超の強風域にも勝てる選手・チーム」を主眼に決定されています。現時点における日本最強チームといえるでしょう。5クラスで金メダル、3クラスは銀、銅のいずれかを獲得することを目標に掲げています。

【日本代表チーム(年齢は大会開始時)】
■470級男子
・原田龍之介(25歳・早大卒)/吉田雄悟(27歳・法大卒)組
アビーム コンサルテイング(株)所属
■470級女子
・近藤 愛(30歳・日大卒)/田畑和歌子(27歳・福岡経済大卒)組
アビーム コンサルテイング(株)所属
■RS:X級男子
・富澤 慎(26歳・関東学院大卒)
関東自動車工業(株 )所属
■ラジアル級男女オープン
・永井久規(30歳・名城大卒 )
豊田合成(株)所属
■マッチレース男子
・坂本 亘 (31歳・同志社大学卒)
・岡本康裕(31歳・小樽水産高卒)
・吉藤博章(30歳・東海大学卒)
・和田大地(36歳・同志社大学卒)
日吉染業(株) 所属
■420級U-19男子
・山口寛規(18歳・福岡第一高校3年)/磯崎哲也(18歳・同)組
■オプティミスト級U-15 男子
・岡田奎樹(14歳・福岡市立内浜中学校3年)
福岡ジュニアヨットクラブ所属
■オプティミスト級U-15 女子
・深沢瑛里(15歳・湘南白百合学園中学校3年)
湘南ジュニアヨットクラブ所属

★役員:
監督・中村健次(ナショナルコーチ)
総務・斉藤愛子(JOC専任情報科学スタッフ)
トレーナー・江口典秀(JOC専任メディカルスタッフ)
コーチ・飯島洋一(JOC専任コーチングディレクター)
小松一憲(アビームコンサルティング)
関 一人(関東自動車工業)

大会期間中の現地発レポートはオリンピック特別委員会公式サイトに掲載いたします。(日本セーリング連盟・オリンピック特別委員会)

JSAFオリンピック特別委員会 http://jsaf-osc.jp/
大会のNotice of Race http://www.sailing.org/tools/documents/16thAsianGames2010NOR-[9079].pdf
大会公式サイト http://www.gz2010.cn/en

JOC女性スポーツフォーラム 開催

2010年10月26日

パネルディスカッションの参加メンバー

 

10月25日、味の素ナショナルトレーニングセンター(東京・北区西が丘)で「2010JOC女性スポーツフォーラム」(主催:財団法人 日本オリンピック委員会)が開催されました。

テーマは「女性リーダーの更なる増加と前進をめざし」とされ、JSAFレディース委員会委員長であり、JOC女性スポーツ専門委員である倭千鶴子さんの司会の下、フォーラムが進行しました。

フォーラムは2部で構成され、第1部では宮嶋泰子さん(テレビ朝日編成局編成部兼アナウンス部局次長待遇)の「組織の中の女性」と題する基調講演が行われました。

第2部では「スポーツ文化発展に関する女性リーダー」というテーマの下、森岡裕策さん(文部科学省スポーツ・青少年局体育官)、小谷美可子さん(JOC女性スポーツ専門委員)、田辺陽子さん(JOC女性スポーツ専門委員)、知念令子さん(JOC強化スタッフ、ウェイトリフティング)らが参加しパネルディスカッションが行われ、コーディネター佐藤正伸さん(国際武道大学体育学部国際スポーツ文化学科准教授)の進行で活発な意見がかわされました。

会場にはおよそ100人近くの参加者が集まり、その中にはJSAFのメンバーの顔も見られ、講演やディスカッションの内容に熱心に耳を傾けていました。

JOC   http://www.joc.or.jp/

司会役の倭千鶴子JOC女性スポーツ専門委員、JSAFレディース委員会委員長

会場には100人近い参加者が見られた

2013年開催予定
第34回アメリカズカップについて(その5)

2010年10月20日

第34回アメリカズカップ制式艇AC72のイメージ図 photo by 34th America's Cup

第34回アメリカズカップには、AC72というクラスのカタマランが使われる。
AC72の主要目は下記の通り。

船体長  22.00m (72 feet)
全長   26.20m (85 feet)
幅    14.00m (46 feet)
重量   5900kg
クルー  11人
最大喫水 4.40m (14 feet)
ウイングセール高さ 40.00m (131 feet)
大ウイングセール面積 260.00m2
小ウイングセール面積 230.00m2
予想トップスピード 32 knots
オンボードTVカメラマン 2人
TVカメラマンポジション 3 箇所
遠隔操作TVカメラ 7台
オンボードマイク 18台(クルー用11個含む)

第32回大会で使われたACv5モノハルボートのクルー数17名に比べると、クルーの数はかなり少ない。

防衛チーム兆戦チームともに、このAC72クラスを最大2隻まで建造することができる。
2011年からアメリカズカップ・ワールドシリーズという、世界各地を転戦する予備予選レース・サーキットが始まるが、このAC72クラスは2012年のシーズンから投入される。(レポート/西村一広)

アメリカズカップ http://www.americascup.com/

コンパスコース http://www.compass-course.com/