JSAF顧問 並木茂士さんを偲ぶ会

2014年2月19日

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2月18日、「並木茂士さんを偲ぶ会」が東京・帝国ホテルで開催されました。

昨年10月8日に77歳で逝去された故人は、前JSAF顧問顧であり、セーリングチーム「月光」のオーナーとして日本のセーリング界を牽引し、日本外洋帆走協会会長、早稲田ヨットクラブ会長を歴任。気さくで、そして豪放磊落な人柄で、多くのセーラーに慕われました。

会場にはおよそ250人の先輩、仲間、同輩、後輩が集まり、にぎやかに故人を偲びました。参加者に手渡された「航跡NAMIKI さらなる七つの海へ向かって」と題された追悼文集には多くの方々が寄稿され、故人のレース活動年表などもまとめられており、貴重な資料ともなっていました。

改めまして哀悼の意を表します。

偲ぶ会の発起人の一人として挨拶する河野博文JSAF会長

偲ぶ会の発起人の一人として挨拶する河野博文JSAF会長

 

個人の出身校早稲田大学の校歌を唄う現役学生たち

故人の出身校  早稲田大学の校歌を唄う現役学生たち

 

速報  RS:X級:富澤 慎、ワールドカップで3位!

2014年2月3日

ISAFセーリングワールドカップ(於:米国フロリダ州マイアミ)で、RS:Xに参加した富澤 慎選手(トヨタ自動車東日本株式会社)が3位に入りました。富澤選手にとってワールドカップでの初の表彰台です。 

また、49erに参加していた牧野 幸雄・高橋 賢次組(トヨタ自動車東日本株式会社)は最終成績10位となりました。

 

成績詳細

http://www.sailing.org/worldcup/regattas/miami_2014.php?view=fleetevent&rgta
id=16345&evntid=31297#results

大会サイト
http://www.sailing.org/news/37351.php

JSAF定期表彰式が行われました

2014年1月28日
表彰された方々です

表彰された方々です

1月25日、岸記念体育館でJSAF定期表彰式が行われ、下記の方々が表彰されました。

 

★功労賞★

■伊藤 雅宣さん

日本ヨット協会では庶務委員長を務められ、日本ジュニアヨットクラブでは専務理事として永年ジュニア育成に尽力されました。

■小山 泰彦さん

東京都ヨット連盟・関東学生ヨット連盟で活躍され、JSAF理事においては指導者委員長・オリンピック招致委員会にて尽力されました。

■平久保 長蔵さん

青森県セーリング連盟の理事長・会長を歴任され、東北ヨット協会の発足・発展に寄与さました。

■水谷 益彦さん

JSAF統合に理事として尽力され、その後は普及委員長としてセーリングスポーツの普及に大いに貢献されました。

 

★功績賞★

■沖 尚武さん

タイ・プーケットのキングスカップレガッタ、パールレースやノルウエーフレンドシップースなど、国内外の外洋レースを永年に亘り運営された功績は顕著です。

■小野 一臣さん

ヤマハ発動機にて470級等ディンギーの国内普及に努められ、同時に各地にヨット教室を開設し、愛好者を増やすことに貢献されました。また日本ジュニアヨットクラブでは常務理事としてジュニアの育成にも尽力されました。

 

★優秀指導者賞★

■竹之内 一昭さん

北海道において国体強化・ジュニア育成・指導・普及振興に尽力されました。また、障害者が参加できる大会開催などに尽力されました。

■宮野 敏行さん

北海道においてジュニア育成・指導等、普及振興に尽力されました。また、障害者が参加できる大会開催などに尽力されました。

■渡邊 健二さん

東京においてジュニア育成・国体強化など永年にわたりセーリングの普及振興に尽力されました。

 

★栄光賞★

■高橋 祐一さん

ランスパックヨットレース2013(特定外洋競技)デイビジョン7にて優勝し、日本セーリング界の名誉高揚に大きく貢献されました。

 

★優秀競技者賞★

■市川 航平さん

アジア・パシフィックスチューデントカップ(国際競技大会)にて優勝されました。

■北田 浩さん

トランスパックヨットレース2013(特定外洋競技)デイビジョン7にて2位を獲得されました。

■平井 昭光さん

トランスパックヨットレース2013(特定外洋競技)デイビジョン5にて2位を獲得されました。

JSAF新年会が行われました

2014年1月26日
およそ150人のセーラーが集いました

およそ150人のセーラーが集いました

 

1月25日、JSAF新年会が日本スポーツマンクラブ(岸記念体育館)で開催されました。

河野博文JSAF会長の開会の挨拶を皮切りに、ご来賓の服部真二セイコーホールディング株式会社代表取締役会長兼CEO、稲葉正吉蒲郡市市長からご挨拶をいただきました。

服部さまからは同社の東京五輪からのスポーツ計時の歴史、現在も続く49er級世界選手権の支援のお話などをいただきました。また、大学ヨット部出身の稲葉市長は「五輪・パラリンピックに向けたセーリング強化には蒲郡市を活用してください! 市にはセーラーに対する支援策があります」との力強いPRがありました。

その後、マッチレースの紹介、長崎がんばらんば国体、紀の国わかやまリハーサル国体等の紹介につづきエンディングにはスポンサー各社からご提供いただいた商品が当たる抽選会が行われ、およそ1時間半の宴は大盛り上がりのうち散会となりました。

今年1年が素晴らしいセーリングの年でありますように。(撮影/濱谷幸江)

服部真二セイコーホールディング株式会社代表取締役会長兼CEO

服部真二セイコーホールディング株式会社代表取締役会長兼CEO

稲葉正吉蒲郡市市長

稲葉正吉蒲郡市市長

 

山口県立光高等学校ヨット部、日本スポーツ賞を受賞!

2014年1月21日
日本スポーツ賞大賞を受賞した体操の内村航平選手と記念写真。左から有岡選手、内村航平選手、小泉選手、

日本スポーツ賞大賞を受賞した体操の内村航平選手と記念写真。左から有岡選手、内村航平選手、小泉選手、
光高等学校ヨット部の橋本健太郎顧問

 

2013年のスポーツ界で著しい活躍をした選手・団体に贈られる「第63回日本スポーツ賞」(読売新聞社制定)において、山口県立光高等学校ヨット部が「競技団体別最優秀賞」を受賞しました。

2013年ユースセーリング世界選手権(男子420級=19歳以下)で4位に入った小泉維吹・有岡翼チームが所属する同校ヨット部の活躍に対して授与されたものです。

小泉維吹選手は「東京オリンピックを目指して頑張ります!」、そして有岡翼選手は「内村航平選手など、とても有名な方々が受賞するような賞を貰えて、とても嬉しいです。再びこの賞がもらえるように、大学での競技生活も頑張っていきます」と受賞の喜びを語りました。

小泉選手は現在2年生。今年のISAFユースワールドやアジア大会を当面の目標にしています。有岡選手は3年生。来年以降は、関西学院大学への進学が決まっています。