Zhikがんばろう東北キャンペーンのお知らせ
本日より1カ月間の売上を全額寄付します

2011年3月29日

ブログという媒体としては遅ればせながら、さらに皆さんに知っていただきたく、以下、ご紹介いたします。(J-SAILING編集部)

マグニチュード9.0という観測史上最大の地震と津波は、東北地方の太平洋岸を中心に甚大な被害をもたらしました。かけがえのない多くの人命が喪われ、行方不明者の数も連日増えています。不幸にして亡くなられた方々とご遺族に心よりお悔やみ申し上げます。また、厳しい避難生活を強いられている被災者の方々にお見舞いを申し上げます。

いわき、閖上、七ヶ浜、気仙沼、宮古などのマリーナも壊滅的なダメージを受けました。
施設も保管艇もすべてなくなってしまった場所さえあると聞きます。
海を愛し、セーリングを愛する仲間として胸が痛みます。
東北の海からセーリングの火が消えてしまうのではないかと心配でなりません。

そこで本日より、Zhikがんばろう東北キャンペーンと題して、下記の復興支援を実施します。

Zhikがんばろう東北キャンペーン

内容:オンラインショップのZhik商品の売り上げを全額寄付
期間:2011年3月20日より4月19日まで

震災で被害の大きかった岩手、宮城、福島の各セーリング連盟に等分して寄付し、東北のセーリング復興に役立てていただきます。(商品の発送は4月初旬以降を予定しています。ご了承ください)

私は20代のうち2年間を仙台で過ごしました。会社を辞め、生活のすべてをセーリングに注いでいた時期です。閖上ヨットハーバーをホームポートにし、たくさんの方々に支えられてセーリングに没頭させてもらいました。今度は私がお返しをする番です。

Zhikを買って東北のセーラーを応援しましょう。
そのお気持ちは、責任をもって全額、東北のセーラーに届けます。

2011年3月20日
有限会社 SAILFAST
代表取締役 後藤浩紀

SAILFAST   http://sailfast.open365.jp/

中国、2度目のアメリカズカップ挑戦を公式に発表!

2011年3月28日

 

これまで噂では流れていましたが、中国が第34回アメリカズカップへの挑戦を公式に発表しました。

前回に続いて2度目の挑戦となる中国ですが、今回の挑戦は中国政府の全面的な支援を受けるとされています。

中国チームの Wang Chao Yong氏によると、すでに中国の大学とともに複数のデザイナーと船体やウイングセールについて動き始めていると言います。乗り手は中国のセーラーがメインになり、レース艇は中国で建造され、2012年2月までに帆走できる状態になるとのことです。

ニュースリリース  http://www.americascup.com/news/china-team-to-contest-the-34th-americas-cup_73

千葉県セーリング連盟 災害支援を呼びかけ

2011年3月25日

 

 

千葉県セーリング連盟は、東北地方太平洋沖地震の被害のお見舞いと「千葉県セーリング連盟からのメッセージ」をホームページアップしています。

「この度の大地震では、東北、関東の沿岸では、特にヨット関係の施設は津波による壊滅的な被害を被りました。皆様方の方はご無事でしたでしょうか」で始まるメッセージには、勝浦高校ヨット部OBの様子、銚子マリーナ、稲毛ヨットハーバーなどの様子が報告されています。

また、同県連加盟クラブである「シ―ユースクラブ銚子」のホームページ内のウェブアルバムには銚子マリーナの被害の様子が多数の写真よって報告されています。

復興に向けてこれからが大変な時期を迎えようとしていますが、セーリング関係のみなさまのさらなる支援をお願いする次第です。

 

千葉県連  http://sports.geocities.jp/chiba_saf/csaf.htm
NPO法人シ―ユースクラブ銚子  http://www.catv9.ne.jp/sycc/
JSAFの募金  http://www.jsaf.or.jp/honbu/news/2011/news-03.html

サンフランシスコのシリコンバレーセーリングクラブ

2011年3月22日

 

サンフランシスコ湾を帆走するLeglus

 

サンフランシスコ湾で東北地方太平洋沖地震の募金を行っているシリコンバレーセーリングクラブ(SVSC)は、メンバーのほとんどがシリコンバレーを拠点に働く日本人約30人で構成されています。

2009年のトランスパックレースに参加した日本艇Leglus(JPN2480、冨倉博オーナー)のレース前の準備やレースのインスペクション、レジストレーションをサンフランシスコ側で支援しました。その際、同レースに乗艇したメンバーは全員がJSAFの会員です。

レース後、ハワイからサンフランシスコまで回航した(回航にもSVSCメンバーが参加しています)同艇を預かり、冨倉オーナーの意思である、“日米のヨット界の交流を深め、ヨットやヨットレースを知らない人たちへ広くクラブの門を開く”ことによりヨット界の底上げを図ろうと、サンフランシスコ湾をベースに活動しています。 

 同クラブのCEO南さんは今回の募金の支援について、「私たちの微力な活動がJSAFの活動のお手伝いになるならば、喜んで協力させていただきたいと思っています」とメッセージを送ってくれました。  

 なお、SVSCの募金活動に関しては本ブログの前項目を参照してください。

 シリコンバレーセーリングクラブ  http://www.svsailingclub.com/

JSAFの募金   http://www.jsaf.or.jp/honbu/news/2011/news-03.html

東北地方太平洋沖地震支援募金
海外の日本人セーラーからも支援が!

2011年3月20日

募金呼びかけのバナーが掲げられたLeglus。同艇はトランスパックに参加した日本艇で、SVSCが冨倉博オーナーから預かり、サンフランシスコ湾で活動している

JSAFでは東北地方太平洋沖地震の支援募金を行っていますが、海外の日本人セーラーからも支援の手が差し伸べられています。

米国サンフランシスコに拠点を置くSVSC(シリコンバレーセーリングクラブ)の有志が、「TEXT“REDCROSS”TO 90999 AND HELP JAPAN」というメッセージが書かれたバナーを船体に掲げ、地元のセーラーたちに支援を求めています。

メッセージは、「携帯電話のテキストメッセージで『REDCROSS 』という文字を90999へ送り、日本を助けよう」という意味です。そうすると10ドルが義援金として携帯電話の使用料に課金され、赤十字社を通じて日本の被災者の救済に活用されるというシステムなのです。

同クラブのCEO南さんによると、メンバーの発案により「サンフランシスコでセーリング中にこの横断幕を見た人が、その場ですぐに自身の携帯電話を使って募金できるように」とこの横断幕を作製したそうです。

また、「我々クラブ員やゲストから乗船ごとに義援金を募ったり、地震支援募金Tシャツを販売し、それらの支援募金分をまとめて寄付する計画もあります。JSAF東北地方太平洋沖地震支援募金への献金も検討しています」ということです。

SVSCの協力に心より感謝いたします。

JSAFの募金  http://www.jsaf.or.jp/honbu/news/2011/news-03.html

シリコンバレーセーリングクラブ  http://www.svsailingclub.com/