斉藤実さん 無事帰還

2011年9月18日

接岸直後の斉藤実さん

9月17日、世界一周の旅から斉藤実さんが帰ってきました。

当初の予定(10カ月)を大きく上回る36カ月の長い旅の最後を見守ろうと、横浜港には報道陣や応援の仲間、家族等が集まり、多くの人に見守られながら無事上陸。

今回、斉藤さんは「ヨットシングルハンドによる世界一周最多記録 8回」、「ヨットによる地球の自転に反する西回り世界一周 世界最高年齢記録」とに2つのワールドレコードを樹立。

すでに持っている「単独無寄港で世界一周した世界最高齢人物」とあわせると3つの世界記録保持者となりました。

上陸直後に行われた記者会見では横浜市から表彰され、市長代理から楯が送られました。

しかし、今回の航海は今までの中で一番過酷な航海だったらしく、「こんな大変なのは今まで初めて」と斉藤さん。

しかし斉藤さん、すでに次なるチャレンジを計画中で、77歳にしてまだまだ現役続行を宣言。「次は80歳に出港したい、常にチャレンジ有るのみ」と強く語りました。(レポートと写真/濱谷幸江)

斉藤さんと酒呑童子

 

 

インビテーショナルカップ 日本チーム現在、暫定5位

2011年9月15日

JSAFチーム(Photo by Dan Nerney、nerney1@cox.net)

16カ国・地域から22チームが参加するインビテーショナルカップ(ニューヨークヨットクラブ=NYYC主催)で日本のJSAFチームは6レースを終えた時点で暫定5位につけています。

JSAFチームは植松眞JSAF副会長がスキッパーとなり、大倉俊ヘルムスマンの下に総勢11人で参加。スワン42(主催者提供)を駆って、連日、熱戦を繰り広げています。

レースは9月17日まで行われます。

大会サイト
http://www.invitationalcup.org/

J-SAILING90号が発行されました

2011年9月1日

J-SAILING90号の表紙(撮影/濱谷幸江)

J-SAILING90号が完成しました。
そろそろメンバーのみなさんのお手元に届いている頃です。

本号の巻頭では、東日本大震災の被災セーラーの支援活動の3つの動きをレポートしています。

表紙は11回目を迎えた体験試乗会「エンジョイセーリングデイ」から1シーンを切りとりました。

その他、第52回パールレースレポート、子どもたちにセーリングテクニックばかりではなく海で生きる力を伝える「ジュニアセーリング・シーマンシップアカデミー」の名古屋会場の様子、80艇を集めた第3回スバルザカップチャリティーヨットレース、そしてちょっと珍しいオランダの12ftディンギーのレースの様子などもお伝えしています。

また、日本がロンドン・パラリンピックの出場権を獲得した世界障害者セーリング大会の模様も掲載しています。

好評をいただいている水域紹介シリーズは、愛媛県セーリング連盟理事長の黒川重男さん、岡本治さんのご協力をいただき、同連盟のセーリングスポットを紹介していただいています。

この他、ウインドサーフィン界の動き、2011年JSAFナショナルチームの選手一覧などを紹介しています。

J-SAILINGは年に6回、JSAFメンバーに直接届きます。お届け先はメンバー登録時に記載された住所になりますので、住所の変更などがあった場合は所属の各団体へご連絡ください。なお、変更手続きの際にはメールアドレスを明記いただけますようお願いいたします。

手続きの詳細は各加盟団体へお問い合わせください。http://www.jsaf.or.jp/dantai/

パールレースのラインオナー「マンデイナイト」のフィニッシュ直後(撮影・濱谷幸江。6Pに掲載しています)

ジュニアセーラーを教えようと自らOPディンギーに乗り込んだ関一人さん。楽しそうですね。レポートは8Pに掲載

オランダの12ftディンギーのレースは牧場の牛を横目に走ります。詳細は20Pを

RS:X女子の小嶺恵美選手 銀メダルを獲得! 2011年 ユニバーシアード大会 

2011年8月21日

やった、銀メダル獲得!

 

8月12日から22日から中国・深圳(Shenzhen)で行われていたユニバーシアード大会セーリング競技で、RS:X女子の小嶺恵美選手(大垣共立銀行)が銀メダルを獲得しました

スタート後の1上マークは7位で回航、下マークでペナルティーを受け360度回転後、集団が右のコースを取る中、左に一気に突っ込み勝負をかける。

賭けが当たり2上を4位回航、その後順位をキープし、4位でフィニッシュ。見事銀メダルを獲得しました。

小嶺恵美
「最後まであきらめず漕ぎ続けました。自分の得意な風で勝負できたのが良かった。本当にうれしいです!!」 

 中村健一監督のコメント(JSAFジュニア・ユース育成強化委員会、JOC専任コーチ) 
「ペナルティーを受け不利な状況の中、最後まであきらめず戦い抜いた事が今回の銀メダル獲得につながりました。レベルの高いレースでの銀メダルは非常に価値のあるも。メダル獲得でウインド界に新たな風が入り、さらに発展してほしいと思います」

 
JSAF大会レポートのサイト
http://jsaf-osc.jp/Junior-Youth/JY-04/jy04_25.html

大会公式サイト
http://www.sz2011.org/Universiade/games/sportsprog/5649.shtml

RS:X女子の小嶺恵美選手(関東学院大学)

2011年 ユニバーシアード大会                 470級 徳重エリカ・外薗潤平組が銅メダル獲得!

2011年8月21日

フィニシュ直後の徳重エリカ・外薗潤平組

 

8月12日〜22日から中国・深圳(Shenzhen)で行われていたユニバーシアード大会セーリング競技で、470級MIXの徳重エリカ・外薗潤平組 (日本経済大学)が銅メダル獲得しました

メダルレースでは、トップマークを4番回航から徐々に順位をあげ、最終下で1位になったものの、フィニッシュ手前で1艇に抜かれ2位でフィニッシュするも、見ごたえのあるレースでした。

徳重エリカ
「うれしいです!! でもまだまだ上を目指して練習に励んでまた挑戦したい」

外薗潤平
「メダルを取れたことはうれしいです。これからも悪い所を改善してもっと上を目指します」

なお、470級男子の土居一斗・磯崎哲也組 (日本経済大学)も総合4位入賞となりました。

土居一斗
「自分の悪いところが全部出たレースでした」

磯崎哲也
「今日のレースはコースが悪く、順位を落としていたと思います。日本に帰ったら悪い所を改善して上を目指します」

 
中村健一監督のコメント(JSAFジュニア・ユース育成強化委員会JOC専任コーチ)
「みんな、よくやってくれました。メダルの色に関係なく、選手たちはベストを尽くしました。今回のレースで今後努力せねばならない所が見えたと思うので、これからも練習に励み、より高見を目指してほしいと思います。次はRS:Xの番です!」

JSAF大会レポートのサイト
http://jsaf-osc.jp/Junior-Youth/JY-04/jy04_25.html

大会公式サイト
http://www.sz2011.org/Universiade/games/sportsprog/5649.shtml

 

最終レースに向かう徳重と外薗