J-SAILING91号が完成しました

2011年10月26日

J-SAILING91号の表紙(撮影/高橋弘喜)

J-SAILING91号が10月25日に発行されました。
そろそろメンバーのみなさんのお手元に届く頃です。

本号の巻頭は、山口県が天皇杯、皇后杯を獲得した第66回国体レポートです。

表紙は夏に行われたインターハイから、選手の表情を切り撮りました。
大震災の影響で秋田県由利本荘市に会場を変更して行われたインターハイですが、高校生たちの活気が蘇ったようです。

また、ジャパンカップ、NYYCインビテーショナルカップ、全日本学生女子ヨット選手権、全日本学生ヨット個人選手権、相模湾ヨットフェスティバルなどレースレポートのほか、カタマランが採用されたアメリカズカップの事前情報も掲載しています。

この他、ウインドサーフィン界の動き、3年をかけた斉藤実さんの世界一周に関する情報などを紹介しています。

J-SAILINGは年に6回、JSAFメンバーに直接届きます。お届け先はメンバー登録時に記載された住所になりますので、住所の変更などがあった場合は所属の各団体へご連絡ください。なお、変更手続きの際にはメールアドレスを明記いただけますようお願いいたします。手続きの詳細は各加盟団体へお問い合わせください。 http://www.jsaf.or.jp/dantai/

アメリカズカップ・ワールドシリーズからの1シーン(photo by 2011ACEA/Ricardo Pinto。18Pに掲載しています)

 

インターハイ会場のさわやかな空と海(撮影/高橋弘喜。レポートは10Pに掲載))

 

国体優勝の山口県勢(写真/濱谷幸江。詳細は5Pに掲載)

 

ジャパンカップのスタートシーン(撮影/鈴木教之。14Pに詳細を掲載)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

SVSC、河野JSAF会長に義援金を届ける

2011年10月15日

SVSCの南博剛さん(左)と川西徹さん(右)。中央は河野博文JSAF会長

 

シリコンバレーセーリングクラブ(SVSC。米国サンフランシスコ)の南博剛さんと川西徹さんが河野博文JSAF会長を訪ね、東日本大震災の被災セーラーに対する義援金を届けました。

SVSCは震災の報に接した直後から、サンフランシスコで募金活動を開始。携帯電話の課金システムを利用して募金する案内をバナーで告知し、地元レースでの募金活動などを行い、さらにステッカーやロゴ入りTシャツを制作して販売代金の一部を義援金に充て、このたびその義援金を届けていただいたものです。

ロゴ入りTシャツの背中には活動を支援したチームのヨットがプリントされていますが、メールだけでやりとりし、直接会ったことのないチームもあるそうで、セーラーの絆の強さを感じさせるデザインとなっています。

SVSCは、ほとんどがシリコンバレーを拠点に働く日本人約30人で構成されています。

2009年のトランスパックレースに参加した日本艇Leglus(JPN2480、冨倉博オーナー)のレース前の準備をサンフランシスコ側で支援しました。

レース後、同艇を預かり、冨倉オーナーの考えである「日米のヨット界の交流を深め、ヨットやヨットレースを知らない人たちへ広くクラブの門を開く」ことによりヨット界の底上げを図ろうと、サンフランシスコ湾をベースに活動しています。

 

シリコンバレーセーリングクラブ  http://www.svsailingclub.com/

スポーツ仲裁シンポジウム開催

2011年9月28日

シンポジウムで質疑応答に応える奥村展三文部科学副大臣(左)とデイビッド・ハウマン世界ドーピング防止機構事務局長

 

  一般財団法人日本スポーツ仲裁機構(JSAA)主催による「第8回スポーツ仲裁シンポジウム」が9月28日、東京・六本木で開催された。

 テーマは「スポーツ法の現代的課題 スポーツ基本法、アンチ・ドーピング、スポーツ団体のガバナンス」。
 文部科学副大臣の奥村展三氏、世界ドーピング防止機構の事務局長デイビッド・ハウマン氏が基調講演を行った後、競技団体の関係者とスポーツ関係者が参加してのパネルディスカッションが行われた。

 パネルディスカッションでは「スポーツ基本法を活かす」という観点から、「スポーツ基本法成立後のスポーツ競技団体のガバナンス」と「日本のスポーツ界の将来」について議論が交わされた。

 このなかで多くの時間が割いて議論されたのは「スポーツ競技団体のガバナンス」である。
 スポーツ基本法にも「競技団体の運営の透明性」が謳われたように、近年、スポーツ競技団体における「ガバナンス」の必要性が盛んに言われている。佐野和夫氏(日本水泳連盟会長)、福田富昭氏(日本レスリング協会会長)、望月浩一郎氏(弁護士)、山本浩氏(法政大学教授)の4人のパネラーが具体的な事例をまじえて、スポーツ競技団体における「ガバナンス」の重要性を様々な観点から説いていた。

 アンチ・ドーピングに関してはセーリング界も無縁な話ではなく、他のスポーツ競技団体と同様に強くその対応が求められるだけに、有意義なシンポジウムとなった。

ぎふ国体リハーサル大会 終了

2011年9月19日

初日のスナイプ級スタート直後(photo by Ken Toyosaki)

「高松宮妃記念杯第57回全日本実業団ヨット選手権大会」「第13回全日本セーリングスピリッツ級選手権大会」「2011年全日本セーリング選手権大会」で構成される「ぎふ清流国体セーリング競技リハーサル大会」が海陽ヨットハーバー(愛知県蒲郡市)で開催され、9月19日に終了しました。

心配された台風の影響もそれほどなく、初日9m/s前後、2日目3~4m/s、3日目4m/s前後の風が吹き、各レースとも予定した全7レースすべてを消化しました。

各大会の1位から3位は下記のとおりです。

「全日本実業団ヨット選手権大会」
470級
1位 (株)エス・ピー・ネットワーク
2位 (株)エス・ピー・ネットワーク
3位   (株)日立製作所ヨット部

スナイプ級
1位  AI☆STARS
2位  (株)豊田自動織機
3位   ホンダ熊本ヨット部

「全日本セーリングスピリッツ級選手権大会」
1位  伊藤淳子・渡邉絵美(岐阜県ヨット連盟)
2位  新谷繁美・矢野美晴(山口県セーリング連盟)
3位  小泉颯作・小泉維吹(山口県セーリング連盟)

「全日本セーリング選手権大会」
国体ウインドサーフィン級
1位  重光英孝((株)豊田自動織機)
2位  小嶺恵美(岐阜県ヨット連盟)
3位  金子岳司(岐阜県ヨット連盟)

国体シングルハンダー級
1位  永井喜彰(半田市役所ヨット部)
2位  永井久規(豊田合成(株)ヨット部)
3位  谷口斉謙((株)島精機製作所)

シーホッパー級SR
1位  谷内志緒里(石川県セーリング連盟)
2位  才木雪代(山口県セーリング連盟)
3位  冨部柚三子(東京都ヨット連盟)

大会サイト http://www.gifukokutai2012.jp/kokutai/

 

2日目のシースピリット級(photo by Ken Toyosaki)

 

最終日の国体ウインドサーフィン級(photo by Ken Toyosaki)

インビテーショナルカップ JSAFチーム6位でレースを終了

2011年9月19日

Photo by Rolex / Kurt Arrigo

9月17日まで米国RI州ニューポートで行なわれたいたインビテーショナルカップ(ニューヨークヨットクラブ主催)で、JSAFチームは6位となった。

16カ国・地域から22チームが参加して行なわれた同レースは、主催者が海外チームを招待し、それを迎える米国勢は国内予選で選抜し行なわれた。

優勝はカナダから参加したロイヤルカナディアン・ヨットクラブチーム。日本のJSAFチームは植松眞JSAF副会長がスキッパーとなり、大倉俊ヘルムスマンの下に総勢11人で参加した。

大会サイト
http://www.invitationalcup.org/