ブラインド世界選手権
6カ国19チームがエントリー

2013年3月21日
昨年の全日本選手権でワールド参加を決めた3チーム(写真/大平玲子)

昨年の全日本でワールド参加を決めた3チーム(写真/大平玲子)

 

視覚障害者と晴眼者のセーラーが集う「2013 IFDSブラインドセーリング世界選手権」(主催:シーボニアヨットクラブ)が、5月24日~6月1日、シーボニアマリーナ(神奈川県三浦市)を拠点に、日本で初めて開催されます。

2月末の情報では、 6カ国19チームがエントリーをしています。その顔触れは下記のとおり。

●アメリカ
・マサチューセッツ(B1、B3)
・テキサス(B3)
●カナダ (B1、B2、B3)
●ニュージーランド(B1、B2、B3)
●イギリス (B1、B2、B3)
●オーストラリア(B1)
●日本 (B1、B2、B3   各2チーム)
(B1(全盲)、B2(光覚手動)、B3(弱視))

日本からは昨年の全日本選手権の各クラス優勝の3チーム(makamaka、kiki、Pineapple Princess)に加えて主催国枠の3チーム(うみまる、アルバトロス、エオリア)の6チームが参加します。

なお、現在、本大会の実行委員会では、レースの運営費を捻出するために寄付を募っています。

個人の寄付は1万円から受け付けています。寄付をされた方には、大会Tシャツとステッカーが提供され、名前が硬式プログラムに掲載されます。企業・団体の場合は、一口5万円です。

寄付の方法などの詳細は下記をご覧ください。
http://www.jbsa.jp/archives/954

 

昨年の全本選手権の1シーン(写真/大平玲子)

昨年の全本選手権の1シーン(写真/大平玲子)

切り抜き IFDS-MARK_Last_2_HQ_ol

大会サイト
http://2013blindworldsyc.com/

認定NPO法人 日本視覚障害者セーリング協会
http://www.jbsa.jp/

シ-ボニアヨットクラブ
http://www.seabornia.org/

学生マッチ開催  優勝は和歌山大学

2013年3月18日

 

「JYMA選抜 大学対抗ヨットマッチレース」(共同主催:日本ヨットマッチレース協会、日産マリーナ東海)が3月15日~17日にかけて日産マリーナ東海で開催されました。

12校が参加した今回大会は和歌山大学の優勝で幕を閉じましたが、レースを重ねるごとに腕を上げていく学生たちの学習曲線の高さが見られました。

ディンギーを引退した4年生、現役ディンギーセーラー、そしてOBセーラーをまじえて編成された各校チームでしたが、キールボートの経験がわずにもかかわらず、そして馴染みのないマッチレースというレース形式にもかかわらず、随所に白熱したレースを展開しました。

また、オンザウォータージャッジ・システムという慣れないアンパイアリングにも戸惑った様子もありましたが、レース終了後に行われる審判団をまじえたブリーフィングでの質疑応答で疑問点を解消するなどし、日に日にマッチレースになじんでいきました。

本レースはキールボートのオーナーが個人的にバックアップして協賛するなど、これまでのセーリングイベントにはない支援システムが広がっています。

大学を卒業しヨット部OBとなっても、セーリングに引退はありません。社会人となっても、これまで親しんだセーリングを続けられるようにと始まった本レース。河野博文JSAF会長が提唱する「シームレスなセーリング」を具現化するレースイベントのひとつです。

[最終結果]

1位 和歌山大学
2位  関西大学
3位 関西学院大学
4位 立命館大学
5位 早稲田大学
6位 同志社大学
7位  九州大学
8位  東京大学
9位  金沢大学
10位  慶應義塾大学
11位  東北大学
12位  中部学連選抜

JYMA
http://www.matchrace.gr.jp/index.shtml

DailySailing.com
http://dailysailing.com/

 

2013春の安全週間

2013年3月11日

JSAF春の安全週間

JSAF春の安全週間

 

3月16日~24日、JSAF外洋安全委員会では「春の安全週間」を実施します。

レースに参加する場合に限らず、艇の航行にあたっては安全に留意することは当たり前ですが、備品の点検整備や落水救助をはじめとする種々の訓練などは、慣れなどから忘れがちなことでもあります。外洋艇での航行における安全に対する意識を改めて思い起こしていただくことを目的として「安全週間」を実施しています。

点検整備や訓練は航海時に常に行うべきですが、この安全週間の機会に見落としがちな装備、備品の点検整備や使い方の確認を行いましょう。

また、荒天帆走や落水救助などといったソフト面の訓練も重要です。

下記のURLから「春の安全週間」の案内文書、フライヤーがダウンロードできます。JSAFメンバーのホームページへの掲載、ハーバーなどでの掲示や配布、メール添付で案内する際の素材としてお使いください。

http://jsaf-anzen.jp/pdf/JOSC12_No_005.pdf
http://jsaf-anzen.jp/pdf/2013S_P_0129.png

ボートショー JSAFが出展

2013年3月10日
セールをリサイクルして作ったトートバッグが人気です。JSAFブースにて

セールをリサイクルして作ったトートバッグが人気です。JSAFブース

3月7日から開催されているジャパンインターナショナルボートショー2013が本日、最終日を迎えます。

例年通りJSAFもパシフィコ横浜会場でブースを出展し、JSAFオリジナルグッズの販売、メンバーの勧誘、各種のお問い合わせに対応しています。

ブースでの一番人気は古いセールを再利用したトートバッグ。ダクロン製、ケブラー製とバリエーションがあり、サイズも2サイズ。残りが少なくなってきましたので、是非、今日中にゲットしてください。

なお、会場はパシフィコ横浜と横浜ベイサイドマリーナに分かれており、それぞれの会場間を無料シャトルバスが運航しています。

ジャパンインターナショナルボートショー2013
http://www.marine-jbia.or.jp/boatshow2013/

 

JSAFブースに後ろには420級が展示してあり、高校生たちが熱心にチェックしていた

JSAFブースに後ろには420級が展示してあり、高校生たちが熱心にチェックしていた

イベントステージでは今年5月にシーボニアで開催されるブラインドセーリング世界選手権のプロモーションが行われた

イベントステージでは今年5月にシーボニアで開催されるブラインドセーリング世界選手権のプロモーションが行われた

J-SAILING99号が完成しました

2013年3月3日
J-SAILING99号の表紙(写真・平井淳一)

J-SAILING99号の表紙(写真・平井淳一)

J-SAILING99号が完成し、そろそろメンバーのみなさんのお手元に届く頃です。

表紙は昨秋、神奈川県葉山で行われた420級全日本選手権から切り撮りました。優勝した近藤・吉田チームの帆走シーンです。巻頭にはその420級についての提言を掲載しています。

つづいて、「JSAF海の絵画コンテスト2012」の受賞作品を紹介しています。全国の小中学生から560点以上の応募があった中からグランプリを含む10点の絵画を掲載しました。

JSAF水域紹介シリーズは富山県です。立山連峰を臨む雄大な自然を背景にセーリングを楽しむ同水域の仲間たちからのレポートです。

また、1月1日から施行されている新しいRRSの解説を行っています。今回の改訂の要点を2回にわたって紹介します。

その他、4年目を迎えたジュニアセーリングシップ・アカデミーの活動、ロンドン五輪報告(後編)、ウインドサーフィンニュースなどもレポートしています。

J-SAILINGは年に6回、JSAFメンバーに直接届きます。お届け先はメンバー登録時に記載された住所になりますので、住所の変更などがあった場合は所属の各団体へご連絡ください。なお、変更手続きの際にはメールアドレスを明記いただけますようお願いいたします。手続きの詳細は各加盟団体へお問い合わせください。http://www.jsaf.or.jp/dantai/

J-SAILING99号はPDFでもご覧いただけます。
http://www.jsaf.or.jp/member/j-sailing/2012/99/body.pdf

新しいRRSの解説はP14~をご覧ください