[8月6日 ウェーマス発]
最終日を迎えた49er級 牧野・高橋組は本日の最初のレース(第14レース)で、まさに「胸のすく」今大会最高のパフォーマンスを見せました。
10ノットの軽風のレースとなり、アウター寄りの下サイドから出遅れたものの、ポートタックのロケットスタートを敢行、フレッシュウインドのコースも当たり、第1上マークではオーストラリアのアウトリッジ組を抑えてトップ回航。ライブ中継のテレビ画面を独占しました。
追撃するオーストラリア艇に第3上マーク前でつかまりトップを明け渡しましたが、その後は世界の強豪を後ろに従え、順位をキープ。堂々たる2位フィニッシュを飾りました。軽風の走りは世界レベルです。つづく第15レースは10位となり、全15レースを戦い総合順位は18位となりました。
【49er級・牧野 幸雄】
「15レースをよい風できっちり戦いました。実力どおりの結果とは言えますが、惜しむらくは今日みたいな得意の風が欲しかったです。強風でももっと戦えると思っていましたが、我々の3年半のキャンペーンでは足りませんでした。無念さが残っています。北京五輪にも出ているので世界のレベルは自分なりに分かっているつもりでしたが、もっと戦えたかもしれません。今後についてはこの大会に集中していたので何も考えていません。ゆっくり考えます」
【49er級・高橋賢次】
「結果は惨敗です。悔しいです。ただ全力をつくしたからという気持ちもあります。強風の克服が課題です。今日のレースなどを考えると複雑な気持ちになります。五輪に出ていろんな意味で自分の成長を実感しています。これからに活かしていきたいと思っています。今後については未定です」
49er級・牧野/高橋組 16-13-17-14-(18)-11-18-16-18-18-14-15-6-2-10 総合18位(20ヵ国) 終了
明日はレイデー明けの470級女子が再登場。男子は最終日を迎えます。
詳細はオリ特サイトをご覧ください。
【オリ特サイト】
http://jsaf-osc.jp/cn03/pg03_w71.html
【公式WEB】
http://www.sailing.org/olympics/london2012/index.php
http://www.london2012.com/sailing/
【リザルトセンター】
http://www.sailing.org/olympics/london2012/results_centre.php