日本ボート・オブ・ザ・イヤー(主催/日本ボート・オブ・ザ・イヤー実行委員会)は、日本で市販されるモーターボート(国産艇、輸入艇、水上オートバイを含む)の中から年間を通してもっとも優秀なボートを選定しています。
昨年度から始まったこの試み、選定されたボートに「日本ボート・オブ・ザ・イヤー」のタイトルを授与し、その開発、製造時業者を表彰するものです。性能・品質・安全性のいっそうの向上を促し、安全、地球環境保護、業界の発展に寄与すること、また、より多くの人々にプレジャーボートを知っていただく機会を提供することなどが目的です。
カー・オブ・ザ・イヤーのプレジャーボート版という趣ですが、セールボートがその対象に入っていないのが少々残念なところ。しかし、海好き、船好きの人々にとっては興味ある試みであります。
選考対象のボートのジャンルは国産小型艇、中型艇、大型艇、輸入小型艇、中型艇、大型艇そしてPWC(水上オートバイ)の7部門に分かれています。2009年度の第一次選考結果は2月5日に発表され、その後、最終選考発表が3月「ジャパンインターナショナルボートショー2010」会場(神奈川県・パシフィコ横浜)内で行われます。
昨年は、事前投票で「シーレイ38 サンダンサー」と「ポーナム28L」が同点となり、ボートショー会場で24 名の選考委員による最終投票が行われた結果、トヨタ自動車の「ポーナム28L」に決定したという展開でした。
さて、今年はどんなボートが受賞するのか、注目してみたいと思います。
日本ボート・オブ・ザ・イヤー2009の第一次選考の候補艇一覧はhttp://www.marine-jbia.or.jp/boat-of-the-year/でご覧になれます。