東日本大震災の被災地へ行きました。
あらためて被災者のためになにができるのかを考えさせられました。
生きるか死ぬかの体験をした方々が、すぐに海に向かう気持ちになれないのは当然です。
すべてを奪っていった海に再びヨットを浮かべるのは、物理的にも精神的にも容易ではないでしょう。
いまこそ我々セーラーの力の見せ所です。
お金や道具を送るのもいいし、復興の手伝いをしに行くのもいい。
大切なのは、東北のセーラーに、寂しくない、仲間がいると感じてもらうことです。
レースを自粛するよりも、収益を上げて東北に送りましょう。
そしてできるだけ早く、東北でヨットレースをしましょう。
立派なハーバーなんかなくてもいいんです。
フネがあって風があればヨットレースはできるんですから。
東北のセーラーにオンラインショップのZhik商品の売り上げを全額寄付する「がんばろう東北キャンペーン」は4月19日、終了いたしました。
売上は100万円を超えました。
ご協力いただいた方々にお礼を申し上げるとともに、ひきつづきセーリング仲間の手によって支援の輪が広がることを祈ります。
がんばろう、東北。
がんばろう、日本。
いまこそセールをあげよう!
(2011年4月22日 有限会社 SAILFAST 代表取締役 後藤浩紀)