Melges32 World Championsip 2010

初日のレースシーン。全32艇が参加

 

Melges32の世界選手権が米国サンフランシスコのセントフランシス・ヨットクラブをベースに開催されている。

日本からは<夜叉侍>(石田オーナー)、<Bros>(亀井オーナー)、<SLED>(大倉オーナー)の3艇が参加。

そこで、本日から<SLED>に乗る中村健一さんのレポートをお届け。本ブログでは簡単な様子をご紹介するので、詳細は中村さんのブログ「Strategist – Japan」を参照してください。

天気予報は12時のスタート時間から徐々に8~1ノットに吹きあがるというものでしたが、思いのほか早い段階で風が吹き上がり、レース中盤から27ノットの風が入り出し、激しい展開の中3レースが消化されました。

ゴールデンゲートブリッジとアルカトラズ島を頭上に見てスタートする光景は非常に優雅に見えます。しかし、強風にもまれながらのレースは大変にハード。32フィートのMelgesはディンギーと同じように速いレース展開で、1つの判断ミスで大きく順位を落としたり、良いポジショニングでビッグゲインをしたりと、入れ替わりの激しいレース展開となっています。

また、ジェネカーでのダウンウインドは、わずかなコンビネーションミスでブロー沈してしまうほど繊細なハンドリングが要求され、見ている方も、レースをしているクルーも非常にエキサイティングなレースとなっています。

さて、大会初日に日本チームで抜け出したのは<夜叉侍>で、強風コンディションの中、非常に安定したスコアで総合8位となっています。<Bros>、<SLED>は27、28位で少し出遅れた感じとなっていますが、まだまだ初日、明日からの巻き返しに期待がかかります。(レポート/中村健一)

 

Strategist – Japan http://blog.goo.ne.jp/jpnken1/
レース成績 http://yachtscoring.com/event_results_cumulative.cfm?eID=375
大会ライブ http://www.sailgroove.org/coverage/237465-2010-Melges-32-World-Championship/live
St. Francis Yacht Club http://www.stfyc.com/

 

前日のセール計測の様子

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