文部科学省指定のナショナルトレーニングセンター競技別強化拠点・和歌山ナショナルトレーニングセンター(和歌山NTC)の大型艇庫正面壁面にこのほど、JOCのマーク(第1エンブレム)が設置されました。
和歌山NTCは、国内唯一のセーリング競技に特化したナショナルトレーニングセンターとして、NPO法人和歌山セーリングクラブ(鈴木國央代表)が管理運営しています。
今回のマーク設置は、施設のシンボルとして、またトレーニングに励むセーラーのモチベーションアップのために、和歌山県、和歌山NTC、およびJSAFオリンピック特別委員会がそれを念願していたもので、当初はマークの運用管理に厳しいJOCの承認が得られず難航しましたが、三者による粘り強い交渉に理解が示され、待望の実現に至ったものです。
マークはアジア地域でも最大級といわれる巨大艇庫の正面中央部にあしらわれ、遠目からも五輪マークを視認することができ、施設の存在感を増しています。
これを契機にこれまで国際大会をはじめとする数々の大会運営、ユースジュニアの育成強化プログラム等にめざましい実績を重ねている和歌山NTCのさらなる発展が期待されます。(JSAFオリンピック特別委員会、写真/中村和哉・和歌山NTC)
NPO法人和歌山セーリングクラブ http://www.wakayama-sailing.org/