セーリングヨット研究会はセーリングヨットに関する研究を活性化させるために、研究発表や情報交換を行うことを目的として活動しています。同研究会が下記の要領でシンポジウムを開催します。有意義な活動と考え、JSAFは協賛しています。
風力を船の推進力として効率よく利用するために、セーリングヨットには様々な工夫が加えられてきました。これらの成果は、現在対応を迫られている大型船舶のCO2排出量削減に向けた、風利用技術にも生かすことができるものと考えられます。
本シンポジウムは、セーリングヨットと帆走性能をテーマに、我が国と世界のヨット研究の現状と今後の発展動向について紹介することを目的として開催いたします。また、テキストはこれからヨット研究を始めようとする方や、船舶に風利用を考えている方々の参考になるものと考えております。
参加資格は問いませんので、ふるってご参加下さい。なお、本シンポジウムの詳細、ならびにセーリングヨット研究会のこれまでの活動については下記ホームページをご覧下さい。(セーリングヨット研究会)
開催概要
主催:セーリングヨット研究会
日時:8月28日(土) 9時~18時
場所:東京大学 本郷キャンパス 山上会館
参加費:5,000円、学生:3,000円(テキスト代含む)。(テキストのみ場合は2,500円+送料)
懇親会:18時~20時 会費5,000円(山上会館食堂=シンポジウム会場階下。懇親会参加は任意)
参加申込先:セーリングヨット研究会ホームページ
http://syra.aero.kyushu-u.ac.jp/
または、セーリングヨット研究会シンポジウム事務局
〒921-8501 石川県石川郡野々市町扇が丘 7-1
金沢工業大学工学部機械工学科 増山研究室(Tel: 076-248-9618)
masuyama@neptune.kanazawa-it.ac.jp
(なるべくメールにてご連絡下さい。詳細は追ってご連絡いたします。)
プログラム
1. 風洞試験とその活用
2. 水槽試験とその活用
3. CFDと数値計算
4. 帆走性能の推定法と操縦運動シミュレーション
5. ニッポンチャレンジとその取り組み
5.1 ニッポンチャレンジ2000の技術開発マネジメント
5.2 セーリングテクノロジーと設計へのフィードバック
6. 大型帆船の帆走性能
7. ウインドチャレンジャープロジェクト
8. 水中翼を用いた高速ヨット
9. ヨットの転覆と安全性