5月3日、関東学生ヨット春季選手権大会決勝の2日目が行われました。
8時過ぎにレース艇が出艇したものの、風が弱く、風向が安定しない状態が2時間ほど続きました。 その後、次第に3m/sほどの風で安定し出し、風向200度でコースが設定され、10時過ぎに第1レースが始まりました。何度もスタートをやり直し、黒色旗による失格艇もでました。風が180度近くに回り、スナイプ級の2上を変更しました。
第2レースは5m/sの風の中、12時にスタート。風は次第に強くなり、沈艇もでました。風は210度に回り、スナイプ級は距離を延ばして変更しました。
全体的に今日はゼネラルリコールのスタートが多く、スタートの混戦の中でいかに早くフレッシュな風をつかめるかが大事でした。
関東学生ヨット春季選手権大会 総合結果
470級 スナイプ級 合計
1位 慶應義塾大学 113点 191点 304点
2位 早稲田大学 122点 206点 328点
3位 日本大学 208点 283点 491点
4位 中央大学 265点 233点 498点
5位 法政大学 245点 334点 579点
6位 明治大学 495点 218点 713点
7位 明海大学 402点 455点 857点
8位 横浜国立大学 424点 455点 879点
9位 立教大学 456点 489点 945点
10位 東京工業大学 548点 502点 1050点
11位 東京海洋大学 530点 532点 1062点
今回の関東学生ヨット春季選手権大会の結果は慶應義塾大学が総合、470級、スナイプ級すべてで優勝するという完全優勝となりました。特に470級の決勝では全レースにおいて慶應義塾大学の艇がトップとなりました。
以下は総合優勝を果たした慶應義塾大学のコメントです。
主将 470級 河合 龍太郎
『セレクション制の大学が勝つというシステムは面白くないと思っていました。歴史を変えることができたと思います。』
副将 スナイプ級 小島 朋之
『昨年の秋からレギュラーメンバーが5人抜けてしまい、補強のために練習メニューを色々と考えたことが結果につながったと思います。』
今回の関東学生ヨット春季選手権大会のレース公示やレース結果の詳細は関東学生ヨット連盟のHPを参照してください。(佐野達彦 関東学生ヨット連盟/東京理科大学)
関東学生ヨット連盟 http://www.geocities.jp/gakurenyacht/