沖縄・東海レースでは艇の位置情報を自動で定期的に通知する装置「OC Tracker」の搭載を帆走指示書で義務づけています。
28日の午後、レース委員会からレース艇にこの装置が貸与され、各艇がセッティング、位置情報のデータの転送が始まりました。
レース中、衛星経由で地上に送られるレース艇の位置情報はインターネット上で公開され、留守家族や一般にもレースの模様がほぼリアルタイムで知ることができます。レース委員会がレース艇の動向を把握する補助にもなります。この情報にレース艇からアクセスすることや、第3者経由でこの情報を得ることも認められています。
この装置は直径10cm、高さ30cm、重さ1.2kgの円筒状のもの。単体で作動し、外部からの電源供給やレース中の操作は不要で、パルピットに固定しておくだけです。
http://okinawa.toscrace.jp/から「新着情報」へ入り、「レース艇の航跡表示」をクリックし、「OC Tracker」のバナーをクリックしてください。宜野湾マリーナにもやってあるレース各艇が航空写真の中にプロットされており、レースがスタートすれば航跡が表示されるようになります。
また、28日の午後は安全講習会のつづきで救命方法の講習、艇長会議、前夜祭などが行われました。