420級女子3位の新谷つむぎ・馬渡凪沙組
2月19日~25日にかけてマレーシア(ランカウィ)で開催された2012年アジア選手権で、420級女子の新谷つむぎ・馬渡凪沙組(江の島ヨットクラブ)が3位になりました。
今回の日本代表選手は以下のとおり。
420級 (参加22艇、男子13艇、女子9艇)
男子 神木 聖・尾崎弦弥組(芦屋高校)
女子 新谷つむぎ・馬渡凪沙組(江の島ヨットクラブ)
OP級 (参加47艇、男子25艇、女子22艇)
男子 榊原健人(藤沢市青少年セーリングクラブ)
鈴木爽斗(葉山町セーリング協会)
女子 田中美紗樹(B&G兵庫ジュニア海洋クラブ゙)
須河内茉里(藤沢市青少年セーリングクラブ゙)
2月25日の大会最終日、選手たちは最終レース(各1レース)を前に緊張もなく、良い顔で出艇していきました。これまでレースの中で勉強し、成長した自分たちの集大成のレースです。
この日も酷暑の中の微風レースでしたが、420級女子の新谷つむぎ・馬渡凪沙組が3位を取り、全12レース総合成績3位、見事に銅メダルを獲得しました。
他の選手たちもベストを尽くしました。結果として、大会初日に感じた他国の強化加速に少し圧倒された形になりましたが、日本チームはレースを重ねるごとに大きく成長できたのではないかと思います。
男子OP級で優勝した韓国のKIM JUHYEONG選手は2014年の韓国アジア大会に出場するために強化されている若い選手です。2位、3位のシンガポールの選手も若く、中学1年生でした。さらに420級男女についても韓国アジア大会に出場できる年齢層の選手ばかりでした。
今回はアジアセーリング連盟とアジア地域の次世代セーリング競技発展のため、JSAFも寄与すべきとの趣旨により選手権へ参加しました。レースを通じアジア地域での我々次世代選手の立ち位置が少し見えたように思えます。
日本が行っているジュニア育成強化を今後もより推進し、その努力を続けていけばアジアの頂点として君臨できると思います。加えて、我々コーチ陣もしっかり現状を把握し、よりよい指導ができるよう精進していきたいという思いを新たにしました。(レポート&写真/JSAFオリンピック特別委員会・中村健一、編集/同・広報)
【大会総合成績】
420級男子 12艇
7位 神木 聖・尾崎弦弥 4-8-10-3-5-7-8-6-6-(OCS)-3-5
420女子 9艇
3位 新谷つむぎ・馬渡凪沙 5-4-(8)-1-2-2-1-2-6-4-3-3
OP級男子 20艇
15位 榊原健人 13-(OCS)-17-16-15-15-11-18-5-9-14-9
16位 鈴木爽斗 9-7-7-(19)-18-6-17-16-11-19-19-18
OP級女子 22艇
7位 田中美紗樹 15-14-12-(17)-10-8-7-4-1-3-6-5
12位 須河内茉里 7-8-16-(18)-18-7-8-5-5-14-11-13
大会公式HP
http://sites.google.com/site/kedahsail/home/asian-sailing-championship-2012