2011年4月 のアーカイブ

フランス オリンピック ウイーク
470級 男子 原田龍之介・吉田雄悟組 5位入賞

2011年4月30日 土曜日

4月24日から南フランス・プロバンスのイエールにて開催されていた国際セーリング連盟・ワールドカップ第4戦「第43回フランスオリンピック ウイーク」(60カ国・13種目・1,200艇参加)で、男子470級(32カ国・106艇)の原田龍之介・吉田雄悟組(アビームコンサルティング)が総合5位に入賞しました。

予選ラウンド・決勝ラウンド計10レースのうちシングルを6回取り総合4位でメダルレースに進出した同チームは、1本勝負のメダルレースを9位でフィニッシュ。通算得点で総合5位となりました。

女子470級(26カ国・57艇)の近藤 愛・田畑和歌子組(アビームコンサルティング)は総合8位。

日本470級男女ナショナルチームの実力は世界レベルにあり、来年のロンドン五輪においてメダル獲得を期待されています。(JSAFオリンピック特別委員会)
日本から大会に参加した7種目16名のナショナルチームの成績
http://jsaf-osc.jp/cn03/pg03_w48.html

フランス オリンピック ウイーク
http://sof.ffvoile.net/

JSAFから被災地セーラー支援のためのお願いです

2011年4月27日 水曜日

 

大震災から3週間ほど経った4月の上旬、河野博文JSAF会長と大谷たかをJSAF参与が、支援物資を積み込んだ車で被災地のヨット関係者を訪問しました。

 そこで見たものは想像以上に甚大な被害の実態でした。そして多くの人たちのお話から、地元社会の復興こそがセーリングの再興にとって一番重要であることが実感されました。

すでに支援の第一陣としてのお見舞いはお届けしましたし、募金も皆様の協力を得つつありますが、社会生活の復旧、復興が進むにつれて、被災地のヨット関係者の活動にとって必要になってくるものの準備をあらかじめしておきたいと思います。

今後、まずテンダーあるいはレスキューボートとエンジンがハーバーの整理などに必要になりつつあります。そして、セーリングができるようになれば、FJ、470、スナイプ、シーホッパー、レーザーなどが必要になるでしょう。

もしお手元に提供可能なセーリングボートやテンダー、そしてエンジンやセールなどがあるならば、いつでも提供できるよう準備をしておいていただくことをお願いいたします。

セーリングの再開までには時間がかかるかもしれません。しかし、被災地の人たちが必要になった時、求められればすぐに支援の手を差し伸べられるように態勢を整えておきたいのです。

皆様のご理解とご協力をお願いいたします。

提供可能な品物があればJSAFの下記窓口までご一報ください。被災地に情報提供し、フィードバックいたします。もちろん被災地の関係者と直接連絡していただくことも歓迎です。

なお、この件に関するお問い合わせ、ご意見もJSAF事務局までお願いいたします。

〒150-8050    渋谷区神南 1-1-1 岸記念体育会館内
TEL 03-3481-2357  FAX 03-3481-0414
E-Mail: head@jsaf.or.jp

チャリティレースが企画されています

2011年4月26日 火曜日

フラッグ掲揚キャンペーンで使用されているフラッグのデザイン

 

東日本大震災の被災地支援を目的としたチャリティーレースが各所で計画されています。

4月23日
NST2011チャリティーMR
ニッポンセールトレーニング葉山(NST)
http://www.matchrace.gr.jp/nst.html

5月1日
アリランレース
http://www.jsaf.or.jp/genkai/arirang/11/20thAlirangNotice.pdf

5月3日
相模湾チャリティヨットレース
http://www.geocities.jp/sagamiwan_yacht/charityrace.html

5月14日
Sail for Smiles
http://sailforsmiles.jp/

8月28日
相模湾ヨットフェスティバルレース(予定)

今、セーラーとして何ができるかを考えた時の答の1つがチャリティレース。今回、紹介した以外にも全国各所で企画されていると思います。JSAF事務局に詳細をお知らせいただければ、本ブログにてご紹介させていただきます。

JSAF事務局 head@jsaf.or.jp

フラッグ・ステッカー掲揚キャンペーンhttp://www.jsaf.or.jp/honbu/news/2011/document/news-04.pdf

いまこそセールをあげよう!

2011年4月22日 金曜日

閖上の町は変わり果ててしまいました。奥に見えるのが東北学院大の艇庫です。それぞれの家に暮らしがあり、夢があり、宝物があったはずです。やっと念願のマイホームを建てたばかりの人もいたそうです。すべてを失い、ローンだけが残るのです。

 

 

東日本大震災の被災地へ行きました。

あらためて被災者のためになにができるのかを考えさせられました。
生きるか死ぬかの体験をした方々が、すぐに海に向かう気持ちになれないのは当然です。
すべてを奪っていった海に再びヨットを浮かべるのは、物理的にも精神的にも容易ではないでしょう。

いまこそ我々セーラーの力の見せ所です。
お金や道具を送るのもいいし、復興の手伝いをしに行くのもいい。
大切なのは、東北のセーラーに、寂しくない、仲間がいると感じてもらうことです。

レースを自粛するよりも、収益を上げて東北に送りましょう。
そしてできるだけ早く、東北でヨットレースをしましょう。
立派なハーバーなんかなくてもいいんです。
フネがあって風があればヨットレースはできるんですから。

東北のセーラーにオンラインショップのZhik商品の売り上げを全額寄付する「がんばろう東北キャンペーン」は4月19日、終了いたしました。
売上は100万円を超えました。
ご協力いただいた方々にお礼を申し上げるとともに、ひきつづきセーリング仲間の手によって支援の輪が広がることを祈ります。

がんばろう、東北。
がんばろう、日本。
いまこそセールをあげよう!

(2011年4月22日 有限会社 SAILFAST   代表取締役 後藤浩紀)

www.sailfast.jp

こちらは名取市閖上の東北学院ヨット部艇庫内です。保管していたディンギーがメチャクチャに積み重なっていました。あらためて津波の威力を思い知らされると同時に、このフネを大事にしてきた学生たちの嘆きを思うと胸が苦しくなります。

470級 国際スプリングカップ(仏・トゥーロン)
原田龍之介/吉田雄悟組 優勝

2011年4月19日 火曜日

4月14日から南フランス・トゥーロン近くのラ・セーヌ・シュルメールにて開催されていた「第36回470級国際スプリングカップ」(24カ国・72艇参加・男女混走)で、JSAFナショナルチームの原田龍之介・吉田雄悟組(アビームコンサルティング)が優勝しました。

原田・吉田組は予選ラウンドを首位(1-3-1-5-9)で通過、決勝ラウンドの最終レース(第9レース)でもトップを取り、優勝を確定しました。

一方、同じナショナルチームの松永鉄也・今村公彦組(スリーボンド)は決勝ラウンド初日に原田組を抜き首位に出ましたが、最終レースで順位を下げ(23位)、同組に逆転を許す総合3位となりました。

女子の近藤愛/田畑和歌子組(アビームコンサルティング)は男子と同じレースを戦い、女子2位となる総合12位に入りました。女子の吉迫由香・大熊典子組(ベネッセ)は総合28位(女子5位)でした。(JSAFオリンピック特別委員会)

470級国際スプリングカップ http://www.ycsablettes.org/index.php/accueil.html
JSAFオリンピック特別委員会
http://jsaf-osc.jp/