2011年2月 のアーカイブ

J-SAILING87号が発行されました

2011年2月25日 金曜日

J-SAILING87号の表紙(写真提供/スバルザカップヨットレースTOKYO BAY OPEN 2010実行委員会)

J-SAILING87号が完成し、JSAFメンバーに発送いたしました。
そろそろお手元に届く頃です。

本号の表紙は、昨夏、東京湾で開催された第2回スバルザカップから切りとった1シーンです。
帆走するヨットは山崎達光JSAF会長の〈サンバードフォーエバー〉です。

巻頭記事は、ロンドンオリンピックを目指す2011年度ナショナルチーム選考レースの模様です。
6艇種、8種目、28人のナショナルチームの陣容が決まりました。ロンドン五輪まで残すところ1年半余り。選手たちは最後の追い込みに入ります。

その他、JSAF海の絵画コンテスト2010の受賞作を掲載しました。グランプリは小学校2年の絵「夕焼けの海」です。また、500点以上の応募全作品も掲載しています。1点1点は小さくしか載っていませんが、みんな力作です。是非ご覧ください。

その他、3年目を迎えようとしているジュニアセーリング・シーマンシップアカデミーの最新事情、20回を迎える日韓親善レースの告知、種子島東京レースの概要なども掲載しています。

また、好評をいただいている水域紹介シリーズは、長崎県セーリング連盟理事長の古賀誠次さんにご協力をいただき、長崎県のセーリングスポットを紹介していただいています。

J-SAILINGは年に6回、JSAFメンバーに直接届きます。お届け先はメンバー登録時に記載された住所になりますので、住所の変更などがあった場合は所属の各団体へご連絡ください。手続きの詳細は各加盟団体へお問い合わせください。

http://www.jsaf.or.jp/dantai/

海の絵画コンテスト2010の応募全作品(その1) 本誌17Pをご覧ください

海の絵画コンテスト2010の応募全作品(その2)

種子島・東京レースのポスターです 本誌25Pをご覧ください

訃報  熊澤時寛氏逝去

2011年2月24日 木曜日

 

日本のヨットデザイン界の重鎮 熊澤時寛氏が、ご病気のため2月23日早朝に逝去されました。享年89歳でした。

氏はK16クラスを代表とする各種ディンギーや数多くのクルーザーの設計・建造に携わってこられるとともに、日本ヨット協会時代に各種の委員を務められました。

また、故野本謙作先生が「熊澤学校」と称された熊澤舟艇研究室を開設し、ヨットの設計・建造の勉強をしたいという多くの若者を育ててこられました。

謹んで哀悼の意を表したいと思います。

 
なお、ご葬儀の予定は以下のとおりです。
 
お通夜: 2月26日(土)午後 6時より
告別式: 2月27日(日)午前11時より
場 所: 清水康益社 サバスホール 
     〒233-0004 横浜市港南区港南中央通4−11
     電話 045-842-1140
     http://sabbathhall.jp/hall/acses.html
    

JSAF海の絵画コンテスト2010
グランプリ・JSAF会長賞は小学2年生!

2011年2月22日 火曜日

グランプリ・JSAF会長賞の「夕やけの海」(刈谷市小高原小学校2年 山口橘平)

JSAF環境委員会は「JSAF海の絵画コンテスト」を昨年につづき実施しました。テーマは今年も「ヨット(舟)のある風景」です。
今回は昨年を大きく上回り500点以上の応募がありました。

昨年末、海の絵を数多く描いておられ、自身もセーラーであり、ヨットで世界を旅された柏村勲さん、マリンイラストレーターとして活躍される高橋タダミさん、画家の家泉早苗さんにJSAF事務局のある岸記念体育館に集まっていただき、応募全作品の鑑賞会兼審査会を開催しました。

小学校低学年、同高学年、中学校に分かれた作品を「ホー、これはいい」「楽しい絵ですねぇ」「色づかいが素晴らしい」などそれぞれに感想をもらしながら入念に鑑賞した3人の方は、異口同音に「順位をつけるのは本意ではないのですが」と言いつつ、印象に残った作品を選ばれました。

なお、グランプリ・JSAF会長賞受賞作品は、JSAF環境委員会が推進する環境キャンペーンのポスターに登場する予定です。

小学校低学年金賞「あらしのうみ」(浜松市元城小学校1年 大場万輝)

小学校高学年金賞「夕暮の港」(釧路市北海道教育大付属釧路小学校6年 中谷仁美)

中学校金賞「荒海にのみこまれるヨット」(浜松市西部中学校1年 八木 伽奈子)

今年のボートショーは3月3日から

2011年2月14日 月曜日

釣ガールも登場するボートショー2011

 

「ジャパンインターナショナルボートショー2011」(主催/社団法人 日本舟艇工業会)が3月3日~6日にかけて、パシフィコ横浜で開催されます。

JSAFは事業開発委員会の企画でブースを出展し、JSAFグッズの販売をはじめ、ブースを訪れる方々へJSAF加入への案内をするなど普及活動にも役立てる予定です。

今年のボートショーは第50回を迎えるだけにどんなサプライズがあるのか楽しみだが、「アースマラソン」を完遂した間寛平さんが3月3日は1日館長として来場し、トークショーも開催される予定。この他にも何があるか、わくわくするボートショーになりそうです。

舟艇工業会 http://www.marine-jbia.or.jp
ボートショー2011 http://www.marine-jbia.or.jp/boatshow_2011/index.html

昨年のボートショー・ヨットコーナーの様子

 

 

HELLY HANSEN 2011年秋冬モデル発表

2011年2月4日 金曜日

HELLY HANSEN2011年秋冬モデル発表会

 

マリンウェア・ブランドHELLY HANSEN(株式会社ゴールドウイン)の2011年秋冬モデルの発表会が行われました。

HELLY HANSENは唯一、国内で製造・販売されているマリンウェア・ブランド。ロンドン五輪をめざすJSAFのセーリングチーム・ジャパンにオフィシャルウェアを提供していることでもお馴染みです。

今回の新ラインナップの最大の話題は「ファイバーパイル」の復活です。
フリースの登場より早く、およそ50年も前にHELLY HANSENの母国ノルウェーの海で誕生した「ファイバーパイル」は保温性に優れ、伸縮性にとみ、動きやすく、ムレにくいインナー素材です。20数年前の外洋セーラーはこの「ファイバーパイル」製品を上下ともに着込んで真冬の海に乗り出したものでしたが、それが久々に、世界同時発売という形で復活されたわけです。ロゴマークも当時と同じデザインで復活しており、当時を知る人には懐かしい思いが蘇るでしょう。とはいえ、若い世代にとってこの素材はとても新しく見えるらしく、スポーツファッション界から新素材として注目されているとのことです。

また、今年のHELLY HANSENは北欧テキスタイルを前面に打ち出したプリント柄がカラフル。加えて、ノルウェーの国旗と同じ紺、赤、白を基調にしたトリコロールカラーを使用し、シンプルながらも斬新な色使いになっています。

そして、HELLY HANSENの特色は、現役のエキスパートセーラーとのコミュニケーションを大切にしている点です。
発表会当日も、五輪を目指すセーラーが会場を訪れ、開発チームのスタッフとミーティングを行っていました。セーラーの意見に熱心に耳を傾ける開発スタッフの姿は、国内で開発・製造・販売する企業ならではのもの。こうして開発された製品が、後日、一般の製品として商品化されていくのだと思いました。

HELLY HANSEN  http://www.goldwin.co.jp/hellyhansen/

 

会場で熱心にミーティングを行うHELLY HANSENスタッフと関東自動車工業ヨット部セーラー

開発から50年たった「ファイバーパイル」が復活

懐かしの「HH」ロゴも復活した