4月29日に沖縄・宜野湾をスタートした沖縄・東海レース2010の参加艇<ガスト>が5月4日21時58分28秒にフィニッシュし、ファーストホーマーとなった。2着は<朝鳥>。5日07時現在、3位につけている<トレッキー>以下は帆走中。
2010年5月 のアーカイブ
沖縄・東海レース2010
GUSTがファーストホーム!
2010年5月5日 水曜日
関東学生ヨット春季選手権大会 決勝
2010年5月3日 月曜日5月3日、関東学生ヨット春季選手権大会決勝の2日目が行われました。
8時過ぎにレース艇が出艇したものの、風が弱く、風向が安定しない状態が2時間ほど続きました。 その後、次第に3m/sほどの風で安定し出し、風向200度でコースが設定され、10時過ぎに第1レースが始まりました。何度もスタートをやり直し、黒色旗による失格艇もでました。風が180度近くに回り、スナイプ級の2上を変更しました。
第2レースは5m/sの風の中、12時にスタート。風は次第に強くなり、沈艇もでました。風は210度に回り、スナイプ級は距離を延ばして変更しました。
全体的に今日はゼネラルリコールのスタートが多く、スタートの混戦の中でいかに早くフレッシュな風をつかめるかが大事でした。
関東学生ヨット春季選手権大会 総合結果
470級 スナイプ級 合計
1位 慶應義塾大学 113点 191点 304点
2位 早稲田大学 122点 206点 328点
3位 日本大学 208点 283点 491点
4位 中央大学 265点 233点 498点
5位 法政大学 245点 334点 579点
6位 明治大学 495点 218点 713点
7位 明海大学 402点 455点 857点
8位 横浜国立大学 424点 455点 879点
9位 立教大学 456点 489点 945点
10位 東京工業大学 548点 502点 1050点
11位 東京海洋大学 530点 532点 1062点
今回の関東学生ヨット春季選手権大会の結果は慶應義塾大学が総合、470級、スナイプ級すべてで優勝するという完全優勝となりました。特に470級の決勝では全レースにおいて慶應義塾大学の艇がトップとなりました。
以下は総合優勝を果たした慶應義塾大学のコメントです。
主将 470級 河合 龍太郎
『セレクション制の大学が勝つというシステムは面白くないと思っていました。歴史を変えることができたと思います。』
副将 スナイプ級 小島 朋之
『昨年の秋からレギュラーメンバーが5人抜けてしまい、補強のために練習メニューを色々と考えたことが結果につながったと思います。』
今回の関東学生ヨット春季選手権大会のレース公示やレース結果の詳細は関東学生ヨット連盟のHPを参照してください。(佐野達彦 関東学生ヨット連盟/東京理科大学)
関東学生ヨット連盟 http://www.geocities.jp/gakurenyacht/
関東学生ヨット春季選手権大会 決勝初日
2010年5月3日 月曜日
5月2日の関東学生ヨット春季選手権大会決勝の初日は天気に恵まれ、晴天の穏やかな風の中で行われました。
北からの風が南西に回るのを待ってからコースが設定されました。
ゼネラルリコールを2回の後、470級の第1レース目がスタート。早くレースをしたいという、選手の攻める気持ちが伝わってきました。 470級のトップ艇がサイドマークに向かう途中から、風向が220度から190度に回りはじめ、スナイプ級のみ2上を変更しました。
第2レースはスタートしてすぐに風速が1m/sまで落ちてしまい、超微風で走るスキルが試されました。その後、風が徐々に吹きはじめ、ショートコースにすることなく、全艇フィニッシュすることができました。
次第に風が出始め、第3、4レースは180度設定で少し距離を伸ばしてのスタート。第3レースは、風は160度に変わり、スナイプのみ2上を変更。第4レースは3~4m/sの安定した風が吹きました。
レース全体を通して、プロテストの申告が多かったです。それだけ相手より前にという気合いがあることと、決勝のレベルが高いということでしょう。
5月3日に決勝の2日目が行われます。選手のみなさんには、上位入賞を目指し、また秋のにつながるレースを期待します。
決勝 第4レース目までの結果
470級 スナイプ級
1位 慶應義塾大学 77点 1位 慶應義塾大学 117点
2位 早稲田大学 79点 2位 早稲田大学 136点
3位 法政大学 129点 3位 中央大学 156点
4位 日本大学 137点 4位 日本大学 171点
5位 中央大学 191点 5位 明治大学 183点
6位 横浜国立大学 269点 6位 法政大学 202点
7位 明海大学 269点 7位 明海大学 267点
8位 明治大学 312点 8位 成城大学 320点
9位 学習院大学 333点 9位 横浜国立大学 326点
10位 立教大学 336点 10位 東京工業大学 329点
11位 東京海洋大学 350点 11位 立教大学 345点
12位 東京大学 355点 12位 関東学院大学 351点
13位 東京工業大学 390点 13位 東京海洋大学 359点
14位 青山学院大学 461点 14位 横浜市立大学 361点
15位 芝浦工業大学 492点
16位 成蹊大学 525点
今回の関東学生ヨット春季選手権大会のレース公示やレース結果の詳細は関東学生ヨット連盟のHPを参照してください。(佐野達彦 関東学生ヨット連盟/東京理科大学)
関東学生ヨット連盟 http://www.geocities.jp/gakurenyacht/
関東学生ヨット春季選手権大会予選
2010年5月1日 土曜日
4月29日の関東学生ヨット春季選手権大会予選Aブロックの2日目は、平均15m/s、最大19m/sの風が吹いて中止となりました。翌30日の予選Bブロックの2日目は予定通り3レースを消化することができました。
30日の第6レースは9時過ぎにスタートしましたが、風が40度右に振れるとともに風速も一気に落ちてしまい、両クラスともノーレースになりました。
仕切りなおして10時過ぎに160度の風向で第6レースがスタートしました。第6、第7レースは南からの安定した風のおかげで、スムーズに行われました。しかし、最終の第8レースでは右への風の変化を予測していましたが、逆に80~90度左に風が振れ、さらに風速も落ちたため2上でのフィニッシュとなりました。
予選Aブロックの結果
470級 スナイプ級
1位 中央大学 84点 1位 早稲田大学 84点
2位 法政大学 127点 2位 法政大学 114点
3位 立教大学 165点 3位 明海大学 185点
4位 明海大学 166点 4位 中央大学 198点
5位 早稲田大学 169点 5位 立教大学 212点
6位 東京大学 287点 6位 関東学院大学 253点
7位 成蹊大学 368点 7位 横浜市立大学 262点
8位 芝浦工業大学 384点 8位 成蹊大学 317点
9位 神奈川大学 409点 9位 東京大学 338点
10位 東京経済大学 442点 10位 東海大学 398点
11位 立正大学 464点
12位 東京医科大学 467点
13位 東京理科大学 525点
14位 横浜市立大学 525点
予選Bブロック 結果
470級 スナイプ級
1位 日本大学 99点 1位 日本大学 197点
2位 明治大学 258点 2位 慶應義塾大学 246点
3位 慶應義塾大学 272点 3位 横浜国立大学 262点
4位 東京海洋大学 293点 4位 明治大学 294点
5位 横浜国立大学 324点 5位 成城大学 351点
6位 学習院大学 390点 6位 東京工業大学 396点
7位 東京工業大学 395点 7位 東京海洋大学 400点
8位 青山学院大学 456点 8位 首都大学東京 417点
9位 専修大学 712点 9位 学習院大学 573点
10位 上智大学 718点 10位 防衛大学 643点
11位 駒沢大学 731点
12位 防衛大学 747点
両ブロックから470級は上位8校、スナイプ級は上位7校が5月2、3日の決勝へ進出します。
以下は、30日の予選 Bブロックの成績上位者の決勝に向けての意気込みです。
470級 植木/芹澤組(日本大学)
『去年の自分を越えたい、その一心です』(植木剛史ヘルムスマン 2年)
『普段通りの滑り・動作ができるように、部に貢献し大会で一つでも多くのことを学べるようにしたいです』(芹澤暢考クルー 3年)
スナイプ級 坂上/高野組(明治大学)
『足がちぎれるまでハイクアウトします!』(坂上佑真ヘルムスマン 4年)
『決勝は一(いち)からがんばります』(高野美穂クルー 3年)
決勝ではレギュラーメンバーを温存してきた強豪校も全力を出してくるので、予選以上に熱いレース展開が予想されます。関東学生ヨット春季選手権大会を制するのはいったいどの学校になるのでしょうか!
今回の関東学生ヨット春季選手権大会のレース公示やレース結果の詳細は関東学生ヨット連盟のHPを参照してください。(北田幹 関東学生ヨット連盟/成蹊大学)
関東学生ヨット連盟 http://www.geocities.jp/gakurenyacht/