第20回関東学生女子オープンヨットレース(主催/関東学生ヨット連盟)が本日、神奈川県・森戸海岸沖でスタートしました。
このレースは女子ヨット部員の技術向上と競技の活性化を目的として20年前に始まりました。当初は女子しか参加できず、参加艇数も少なかったのですが、近年では関東学連全体の活性化を目的とするようになり、男女混合ペアの出場も可能となりました。第20回を数える今大会では、スナイプ級29艇、470級17艇と50艇近い参加を得るまでになりました。
前述のように、本レースは女子部員ペアのみならず、現役の男子部員とのペア、さらにはOG同士の出場も可能で、しかも他大学と選手と組んで参加してもよく、インカレにはない和やかな雰囲気で開催されるのが大きな特徴です。
また、本大会は関東学生ヨット連盟が主催する今年初めてのレースであり、各大学とも今年最初の腕試しとして挑む一方、レース運営側としても初の運営ということになり、女子インカレ、春インカレの運営に向けての確認として大事な大会になります。
しかも、記念すべき20回大会ということで、例年1日のみの開催のところ今年は3月20日、21日と会期を2日間とし、明日21日にはレセプション・パーティを盛大に行う予定です。というわけで、昨日は午前中から学連スタッフが全員で準備を行い、昨夜の艇長会議も無事に終えることができました。
そして迎えたレース初日の本日20日。早朝は海面も穏やかでしたが、気温がだんだん上がり、出艇予定時刻の8時頃には風速は10m以上になり、陸上本部にはAP旗が掲揚され、選手は陸上待機となりました。
その後、一時は出艇可能な風域まで風が落ち、選手たちは期待を膨らませましたが、15分も経たないうちに再び砂浜を歩くのも困難なくらい風が吹き上がり、レーススタート予告時刻には前線通過のため最大瞬間風速が20mを超えてしまいました。
結果、9時35分に全選手の期待を裏切ってA/N旗が陸上本部に掲揚されました。明日はレースができることを祈りつつ、今、選手たちは合宿所で休養しています。
明日21日のレースレポートをお待ちください!(レポート/関東学生ヨット連盟広報担当・渡辺みづき)
関東学生ヨット連盟 http://www.geocities.jp/gakurenyacht/