まずは、今春公開される映画の話題から。
今年3月、火山めぐりヨットレースをフィーチャーした映画「海の金魚」が公開されます。まずは九州地区で先行公開され、4月からは東京・新宿を皮切りに全国で公開されるそうです。
昨年末、ラッシュと呼ばれる編集初期段階の作品を見ましたが、なかなかに軽快な映画です。
主人公は2人の女の子。1人は小説家で外洋ヨット乗りを父に持ち、今は1人クルーザーで生活するミオ(入来茉里)。もう1人は前の学校でヨット部に所属していた転校生キヨミ(田中あさみ)。この2人にヨット部のマサル(白石隼也)、キヨミの転校先での同級生ケイイチ(賀来賢人)、そして何かとミオを気遣うヨウスケ(柄本時生)が加わり、話は進みます。
ストーリーは見てのお楽しみですが、出演者の5人はヨットに関してはズブの素人。そこで撮影前に神奈川県・油壺と葉山でクルーザーとディンギー、そしてロープワークなどのトレーニングを受けたそうです。その特訓の成果は映画に如実に表れていますので、そのあたりも要チェックです。
また、脇を固めるのは吉瀬美智子、高嶋政宏、芳本美代子、小島よしお、麻宮美果など映画やテレビ、CMなどでお馴染みの面々です。
JSAFはJSAF外洋南九州、鹿児島県セーリング連盟などとともにこの映画の後援をしています。シナリオ段階でのアドバイス、広報面での協力などを行いましたが、この映画が1人でも多くの方々の目に触れることにより、セーリングの普及に役立てばとの思いからです。
映画の詳しい内容はhttp://www.umikin.com/をご覧ください。