‘トピックス’ カテゴリーのアーカイブ

映画「きみがくれた未来」
ヨットがたっぷり登場します

2010年12月17日 金曜日

12月23日、全国ロードショー (c) 2010 Universal Pictures. ALL RIGHTS RESERVED.

ヨット好きには掘り出し物の映画です。

いきなり冒頭からディンギーのレースシーンで始まり、その様子は臨場感にあふれ、スリリングです。

主人公チャーリー(ザック・エフロン)は弟のサム(チャーリー・ターハン)と組んでこのレースに優勝するのですが、彼は高校のヨット部の主将であり、奨学金を得て大学へ進学する予定になっている、という設定。

その後……ということで映画は展開しますが、オープン60クラスや大型のクルージングボートなどが登場し、それがストーリーにからみ、セーリングボートの登場率は最近の洋画のなかでは断トツ。

撮影にはカナダのブリティッシュコロンビア州バンクーバーの海が選ばれたらしいが、この海の表情も素晴らしい。

冒頭のディンギーレースは西バンクーバーのイーグルハーバー・ヨットクラブというところで撮影されたらしいのですが、ネットで調べてみるとここはジュニアヨットクラブが充実しており、そこのディンギーが撮影に使われたようです。
ちなみに主人公の家庭は父親がいない労働者階級という設定で裕福ではないらしく、彼が乗る船は修理の跡があるボロ艇というのも面白い。

でもあのハイスクール・ミュージカルで歌って踊って飛び跳ねていたザック・エフロンがこのような地味な映画で好演しているのはちょっとした驚き。
しかし、地味とはいえ、陰影のある役柄を巧みに表現した彼の存在感、そしてヨットがうまく使われてこととも相まって、この冬お勧めの映画です。

映画サイト http://kimi-mirai.jp/

ザック・エフロン(左)とチャーリー・ターハン

セーリングシュミレーターができました

2010年12月13日 月曜日

 

面白いツールがオリンピック特別委員会&ジュニア・ユース育成強化委員会のホームページにアップされました。

ヨットに乗り始めた人が他艇と競うようになってしばらくすると疑問に感じることの一つに、他艇との位置関係があります。
同じように走っているのに、風向が変わるとなぜ先行されるのか? あるいは、スタートの上有利って何のこと?

この疑問を解決するのが、今回発表されたツール、セーリングシュミレーターです。

オリンピック特別委員会のホームページの右下にあるセーリングシュミレーターのバナーをクリックしてください。
そして、ソフトをダウンロードし、フォルダ内にあるファイルをPCにインストールします。マニュアルがついているので、使い方は比較的簡単にわかります。

このシュミレーターはオリンピック特別委員会&ジュニア・ユース育成強化委員会とノースセールとのコラボレーションによって生まれたもので、次世代セーラーの育成・強化に役立てようという趣旨で開発されました。

是非、活用してください。

また、セーリングシュミレーターのほかに、シングルハンド・チューニング・ビュアー、ダブルハンド・チューニング・ビュアーもアップされおり、こちらもわかりやすくチューニングの基礎が解説されています。

 

オリンピック特別委員会 http://jsaf-osc.jp/
ジュニア・ユース育成強化委員会 http://jsaf-osc.jp/Junior-Youth/JYindex.html

JSAFの来年のカレンダーが完成しました!

2010年12月7日 火曜日

 

カレンダーの表紙です

 

JSAFが作る2011年のオリジナル・カレンダーが完成しました。

サイズは縦600㎜、横450㎜。
表紙を含めて13枚で構成されています。

各月の写真はディンギー、クルーザーのさまざまなレースからピックアップ。
メンバーのみなさんが参加されたレースもあるかもしれません。

また、先のアジア大会で金メダル3個、銀メダル1個を獲得した日本チームの写真も急遽、追加しました!
他では見られない、いいカレンダーです。(JSAF事業開発委員会)

 

申し込み方法は下記を参照ください。
http://www.jsaf.or.jp/honbu/news/2010/news-03.pdf

「次世代を担う選手の育成・強化」に関するアンケート調査の集計結果が出ました

2010年12月7日 火曜日

 

JSAオリンピック特別委員会とジュニア・ユース育成強化委員会は、千葉県稲毛で開催された2010年の国体会場でアンケートを実施しました。
これは日本のセーリングが今後も発展しつづけ、「次世代を担う選手」が世界に羽ばたくための方法を検討するために行ったもので、対象は国体の参加選手・役員の方々です。

 

アンケートでは下記の項目について調査しています。

・国体に参加された選手や役員が、それぞれどんな艇種を国体、インターハイ、インカレで取り組むべきであるかと考えているか
・その艇種を回答した理由
・艇種を変更する可能性と問題点は何か
・オリンピック特別委員会とジュニア・ユース育成強化委員会への養母・意見

このアンケートの集計・分析結果は本委員会のホームページに掲載されています。
今国体に参加された方々は、次世代を担う選手たちの環境についてどのような考え方を持っておられるかがこのアンケートの結果に表れていると思います。
興味のある方は是非ご覧ください。

オリンピック特別委員会ホームページ http://jsaf-osc.jp/

「全国安全指導者養成講習会」開催中

2010年12月4日 土曜日

 

講習会は東京都若洲海浜公園ヨット訓練所で開催

 

12月4日から5日まで、東京都若洲海浜公園ヨット訓練所で、セーリング人口の増加と安全なセーリング活動を目指した「JSAF全国安全指導者養成講習会」が開催されています。

12月4日は下記の内容で開催されました。

■挨拶
山崎達光JSAF会長
■オリンピックの過去・未来、銀・銅から金へ。歴代オリンピック監督「私たちは、どう戦ったか」
藤沢誠一・松山和興・中村健次の各監督
■ロンドンオリンピックへの布石
山田敏雄オリンピック特別委員会委員長
■東京オリンピック招致活動から得たもの
北住威彦東京オリンピック招致委員長
■ヨット人口増加は『車の両輪で』
田中耕司東京都ヨット連盟理事
■中高齢者ヨット教室を考えよう、若洲での活動例も含めて
小山泰彦指導者委員会委員長
■ディンギーとクルーザーの融合 宮城県他いくつかの例
庄司一夫宮城県セーリング連盟理事長

歴代オリンピック監督3人のパネルディスカッション『私たちは、どう戦ったか』は、各監督が率いた過去のオリンピックの戦略、当時のコーチと選手との関係などが披露されたほか、次世代選手育成に向けて必要なことはなど、将来に向けての課題などがディスカッションされました。

左から中村健次・松山和興・藤沢誠一のパネラー各氏。右端は山崎達光JSAF会長

 

12月5日は下記の内容とが予定されています。

■安全・ルール・資格認定
■ウォーターセーフティニッポン
遠藤卓男普及推進部長
■1年間の事故の分析と対策
大坪明JSAF外洋安全委員長、東京海上保安部 航行安全課 市村隆志第一海務係長/川田智士第一海務係
■今更聞けない、指導者のためのルール教室
川北達也指導者委員会副委員長
■バッジテストの現状と今後
小阪康司指導者委員会事務局長
■指導者委員会からのお知らせ、日体協指導者表彰のご案内他

JSAF指導者委員会については下記をご覧ください。
http://www.jsaf.or.jp/shidou/

 

70人近くの参加者を集めて開催された講習会