‘トピックス’ カテゴリーのアーカイブ

今年も開催「エンジョイセーリングデイ」

2011年5月13日 金曜日

昨年のエンジョイセーリングデイの1シーン(写真・濱谷幸江)

 

「エンジョイセーリングデイ」を今年も7月17日(日)に神奈川県葉山町の葉山新港で開催いたします。

このイベントはJSAFレディース委員会が主催し、「多くの方々にセーリングの楽しさを体験していただき、日本のセーリング人口を増やそう!」を目標に今年で11回目を迎えます。

開催場所は葉山新港。大型クルーザーヨットを用意し、各艇に経験豊富なコーチを配し、ヨット初心者の方でも安心して楽しんでいただくことができます。

ぜひJSAFメンバーの方々も、ヨットになじみのない友人、知人をお誘いの上、夏の葉山の海を満喫してください。

セーリングのすばらしさを1人でも多くの方々に伝えましょう!

詳しくは下記のエンジョイセーリングデイの案内をチェックしてください!
http://www.jsaf.or.jp/ladies/2011/info.html

※レディース委員会主催ですが、女性のみならず男性の参加も歓迎します。

J-SAILING88号が発行されました

2011年5月1日 日曜日

J-SAILING88号の表紙(写真提供/宮城外洋帆走協会)

 

 

J-SAILING88号が完成しました。
メンバーのみなさんのお手元に届く頃です。

本号の巻頭では、東北地方太平洋沖地震の被災地の状況をお伝えしています。
表紙は、地震直後の宮城外洋帆走協会の方々の様子です。

JSAFの義援金活動、今後も持続的に行う「フラッグ・ステッカー掲揚キャンペーン」についても掲載しています。
メンバーの皆様の引き続きのご協力をお願いいたします。

また、新たに就任された河野博文会長のインタビュー、ジュニア・ユースの艇種の問題、新体制となった日本ウインドサーフィン連盟に関する記事も掲載しています。

好評をいただいている水域紹介シリーズは、香川県ヨット連盟理事長の斉藤修さんと有志の方々にご協力をいただき、同連盟のセーリングスポットを紹介していただいています。

J-SAILINGは年に6回、JSAFメンバーに直接届きます。お届け先はメンバー登録時に記載された住所になりますので、住所の変更などがあった場合は所属の各団体へご連絡ください。なお、変更手続きの際にはメールアドレスを明記いただけますようお願いいたします。手続きの詳細は各加盟団体へお問い合わせください。http://www.jsaf.or.jp/dantai/

被災地のリアスハーバー宮古のセーラーたちの元気な様子。この写真は10ページに掲載しています

香川セーリングの拠点、高松市立ヨット競技場。12ページからの記事をご覧ください

新体制となった日本ウインドサーフィン連盟に関する記事は23ページです

JSAFから被災地セーラー支援のためのお願いです

2011年4月27日 水曜日

 

大震災から3週間ほど経った4月の上旬、河野博文JSAF会長と大谷たかをJSAF参与が、支援物資を積み込んだ車で被災地のヨット関係者を訪問しました。

 そこで見たものは想像以上に甚大な被害の実態でした。そして多くの人たちのお話から、地元社会の復興こそがセーリングの再興にとって一番重要であることが実感されました。

すでに支援の第一陣としてのお見舞いはお届けしましたし、募金も皆様の協力を得つつありますが、社会生活の復旧、復興が進むにつれて、被災地のヨット関係者の活動にとって必要になってくるものの準備をあらかじめしておきたいと思います。

今後、まずテンダーあるいはレスキューボートとエンジンがハーバーの整理などに必要になりつつあります。そして、セーリングができるようになれば、FJ、470、スナイプ、シーホッパー、レーザーなどが必要になるでしょう。

もしお手元に提供可能なセーリングボートやテンダー、そしてエンジンやセールなどがあるならば、いつでも提供できるよう準備をしておいていただくことをお願いいたします。

セーリングの再開までには時間がかかるかもしれません。しかし、被災地の人たちが必要になった時、求められればすぐに支援の手を差し伸べられるように態勢を整えておきたいのです。

皆様のご理解とご協力をお願いいたします。

提供可能な品物があればJSAFの下記窓口までご一報ください。被災地に情報提供し、フィードバックいたします。もちろん被災地の関係者と直接連絡していただくことも歓迎です。

なお、この件に関するお問い合わせ、ご意見もJSAF事務局までお願いいたします。

〒150-8050    渋谷区神南 1-1-1 岸記念体育会館内
TEL 03-3481-2357  FAX 03-3481-0414
E-Mail: head@jsaf.or.jp

チャリティレースが企画されています

2011年4月26日 火曜日

フラッグ掲揚キャンペーンで使用されているフラッグのデザイン

 

東日本大震災の被災地支援を目的としたチャリティーレースが各所で計画されています。

4月23日
NST2011チャリティーMR
ニッポンセールトレーニング葉山(NST)
http://www.matchrace.gr.jp/nst.html

5月1日
アリランレース
http://www.jsaf.or.jp/genkai/arirang/11/20thAlirangNotice.pdf

5月3日
相模湾チャリティヨットレース
http://www.geocities.jp/sagamiwan_yacht/charityrace.html

5月14日
Sail for Smiles
http://sailforsmiles.jp/

8月28日
相模湾ヨットフェスティバルレース(予定)

今、セーラーとして何ができるかを考えた時の答の1つがチャリティレース。今回、紹介した以外にも全国各所で企画されていると思います。JSAF事務局に詳細をお知らせいただければ、本ブログにてご紹介させていただきます。

JSAF事務局 head@jsaf.or.jp

フラッグ・ステッカー掲揚キャンペーンhttp://www.jsaf.or.jp/honbu/news/2011/document/news-04.pdf

いまこそセールをあげよう!

2011年4月22日 金曜日

閖上の町は変わり果ててしまいました。奥に見えるのが東北学院大の艇庫です。それぞれの家に暮らしがあり、夢があり、宝物があったはずです。やっと念願のマイホームを建てたばかりの人もいたそうです。すべてを失い、ローンだけが残るのです。

 

 

東日本大震災の被災地へ行きました。

あらためて被災者のためになにができるのかを考えさせられました。
生きるか死ぬかの体験をした方々が、すぐに海に向かう気持ちになれないのは当然です。
すべてを奪っていった海に再びヨットを浮かべるのは、物理的にも精神的にも容易ではないでしょう。

いまこそ我々セーラーの力の見せ所です。
お金や道具を送るのもいいし、復興の手伝いをしに行くのもいい。
大切なのは、東北のセーラーに、寂しくない、仲間がいると感じてもらうことです。

レースを自粛するよりも、収益を上げて東北に送りましょう。
そしてできるだけ早く、東北でヨットレースをしましょう。
立派なハーバーなんかなくてもいいんです。
フネがあって風があればヨットレースはできるんですから。

東北のセーラーにオンラインショップのZhik商品の売り上げを全額寄付する「がんばろう東北キャンペーン」は4月19日、終了いたしました。
売上は100万円を超えました。
ご協力いただいた方々にお礼を申し上げるとともに、ひきつづきセーリング仲間の手によって支援の輪が広がることを祈ります。

がんばろう、東北。
がんばろう、日本。
いまこそセールをあげよう!

(2011年4月22日 有限会社 SAILFAST   代表取締役 後藤浩紀)

www.sailfast.jp

こちらは名取市閖上の東北学院ヨット部艇庫内です。保管していたディンギーがメチャクチャに積み重なっていました。あらためて津波の威力を思い知らされると同時に、このフネを大事にしてきた学生たちの嘆きを思うと胸が苦しくなります。