‘トピックス’ カテゴリーのアーカイブ

SVSC、河野JSAF会長に義援金を届ける

2011年10月15日 土曜日

SVSCの南博剛さん(左)と川西徹さん(右)。中央は河野博文JSAF会長

 

シリコンバレーセーリングクラブ(SVSC。米国サンフランシスコ)の南博剛さんと川西徹さんが河野博文JSAF会長を訪ね、東日本大震災の被災セーラーに対する義援金を届けました。

SVSCは震災の報に接した直後から、サンフランシスコで募金活動を開始。携帯電話の課金システムを利用して募金する案内をバナーで告知し、地元レースでの募金活動などを行い、さらにステッカーやロゴ入りTシャツを制作して販売代金の一部を義援金に充て、このたびその義援金を届けていただいたものです。

ロゴ入りTシャツの背中には活動を支援したチームのヨットがプリントされていますが、メールだけでやりとりし、直接会ったことのないチームもあるそうで、セーラーの絆の強さを感じさせるデザインとなっています。

SVSCは、ほとんどがシリコンバレーを拠点に働く日本人約30人で構成されています。

2009年のトランスパックレースに参加した日本艇Leglus(JPN2480、冨倉博オーナー)のレース前の準備をサンフランシスコ側で支援しました。

レース後、同艇を預かり、冨倉オーナーの考えである「日米のヨット界の交流を深め、ヨットやヨットレースを知らない人たちへ広くクラブの門を開く」ことによりヨット界の底上げを図ろうと、サンフランシスコ湾をベースに活動しています。

 

シリコンバレーセーリングクラブ  http://www.svsailingclub.com/

スポーツ仲裁シンポジウム開催

2011年9月28日 水曜日

シンポジウムで質疑応答に応える奥村展三文部科学副大臣(左)とデイビッド・ハウマン世界ドーピング防止機構事務局長

 

  一般財団法人日本スポーツ仲裁機構(JSAA)主催による「第8回スポーツ仲裁シンポジウム」が9月28日、東京・六本木で開催された。

 テーマは「スポーツ法の現代的課題 スポーツ基本法、アンチ・ドーピング、スポーツ団体のガバナンス」。
 文部科学副大臣の奥村展三氏、世界ドーピング防止機構の事務局長デイビッド・ハウマン氏が基調講演を行った後、競技団体の関係者とスポーツ関係者が参加してのパネルディスカッションが行われた。

 パネルディスカッションでは「スポーツ基本法を活かす」という観点から、「スポーツ基本法成立後のスポーツ競技団体のガバナンス」と「日本のスポーツ界の将来」について議論が交わされた。

 このなかで多くの時間が割いて議論されたのは「スポーツ競技団体のガバナンス」である。
 スポーツ基本法にも「競技団体の運営の透明性」が謳われたように、近年、スポーツ競技団体における「ガバナンス」の必要性が盛んに言われている。佐野和夫氏(日本水泳連盟会長)、福田富昭氏(日本レスリング協会会長)、望月浩一郎氏(弁護士)、山本浩氏(法政大学教授)の4人のパネラーが具体的な事例をまじえて、スポーツ競技団体における「ガバナンス」の重要性を様々な観点から説いていた。

 アンチ・ドーピングに関してはセーリング界も無縁な話ではなく、他のスポーツ競技団体と同様に強くその対応が求められるだけに、有意義なシンポジウムとなった。

斉藤実さん 無事帰還

2011年9月18日 日曜日

接岸直後の斉藤実さん

9月17日、世界一周の旅から斉藤実さんが帰ってきました。

当初の予定(10カ月)を大きく上回る36カ月の長い旅の最後を見守ろうと、横浜港には報道陣や応援の仲間、家族等が集まり、多くの人に見守られながら無事上陸。

今回、斉藤さんは「ヨットシングルハンドによる世界一周最多記録 8回」、「ヨットによる地球の自転に反する西回り世界一周 世界最高年齢記録」とに2つのワールドレコードを樹立。

すでに持っている「単独無寄港で世界一周した世界最高齢人物」とあわせると3つの世界記録保持者となりました。

上陸直後に行われた記者会見では横浜市から表彰され、市長代理から楯が送られました。

しかし、今回の航海は今までの中で一番過酷な航海だったらしく、「こんな大変なのは今まで初めて」と斉藤さん。

しかし斉藤さん、すでに次なるチャレンジを計画中で、77歳にしてまだまだ現役続行を宣言。「次は80歳に出港したい、常にチャレンジ有るのみ」と強く語りました。(レポートと写真/濱谷幸江)

斉藤さんと酒呑童子

 

 

J-SAILING90号が発行されました

2011年9月1日 木曜日

J-SAILING90号の表紙(撮影/濱谷幸江)

J-SAILING90号が完成しました。
そろそろメンバーのみなさんのお手元に届いている頃です。

本号の巻頭では、東日本大震災の被災セーラーの支援活動の3つの動きをレポートしています。

表紙は11回目を迎えた体験試乗会「エンジョイセーリングデイ」から1シーンを切りとりました。

その他、第52回パールレースレポート、子どもたちにセーリングテクニックばかりではなく海で生きる力を伝える「ジュニアセーリング・シーマンシップアカデミー」の名古屋会場の様子、80艇を集めた第3回スバルザカップチャリティーヨットレース、そしてちょっと珍しいオランダの12ftディンギーのレースの様子などもお伝えしています。

また、日本がロンドン・パラリンピックの出場権を獲得した世界障害者セーリング大会の模様も掲載しています。

好評をいただいている水域紹介シリーズは、愛媛県セーリング連盟理事長の黒川重男さん、岡本治さんのご協力をいただき、同連盟のセーリングスポットを紹介していただいています。

この他、ウインドサーフィン界の動き、2011年JSAFナショナルチームの選手一覧などを紹介しています。

J-SAILINGは年に6回、JSAFメンバーに直接届きます。お届け先はメンバー登録時に記載された住所になりますので、住所の変更などがあった場合は所属の各団体へご連絡ください。なお、変更手続きの際にはメールアドレスを明記いただけますようお願いいたします。

手続きの詳細は各加盟団体へお問い合わせください。http://www.jsaf.or.jp/dantai/

パールレースのラインオナー「マンデイナイト」のフィニッシュ直後(撮影・濱谷幸江。6Pに掲載しています)

ジュニアセーラーを教えようと自らOPディンギーに乗り込んだ関一人さん。楽しそうですね。レポートは8Pに掲載

オランダの12ftディンギーのレースは牧場の牛を横目に走ります。詳細は20Pを

パールレース 記念Tシャツをプレゼント

2011年8月16日 火曜日

パールレース 記念Tシャツ

7月28日~31日にかけて行われた第52回パールレースの結果は下記のとおりです。

IRC総合優勝&IRC-D優勝〈HORIZON〉
IRC-A優勝 〈MAUPITI〉
IRC-B優勝 〈PARAPHRENIAN〉
IRC-C優勝 〈DANCING BEANSⅢ〉

なお、レース実行委員から「Never Giveup Nipponn!」の文字をあしらった記念Tシャツ(写真参照)を本ブログ読者を対象に提供いただきました。

ご希望の方は郵便番号、住所、氏名、JSAFメンバーの登録番号明記のうえ、present@jsaf.or.jp宛てにメールで申し込んでください。先着5人の方にお送りいたします。サイズは選べません。なお、当選者の発表は賞品の発送をもって代えさせていただきます。

パールレース大会サイト  http://pearl.toscrace.jp/