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NHK BS1 「スポーツのチカラ」(3月11日 午後7時~) 宮古の高校生セーラーが登場

2012年3月6日 火曜日

 

1年前、宮古高校と宮古商業高校のヨット部員たちがあの大津波から避難した様子はJ-SAILING88号、92号でお伝えしました。また、全国のヨット仲間が被災した東北セーラーを支援する様子は89号でレポートしました。

それらの話をまじえた番組が3月11日(日)午後7時からNHK BS1で「スポーツのチカラ 震災と戦うアスリートたち」と題されて放送されます。

番組では「町が津波に呑まれた伝統のラグビーチーム(釜石市)」、「存続の危機に立たされたサッカーチーム(女川町)」とともに、「海の上で震災に遭遇した高校のヨット部(宮古市)」として紹介されます。

宮古市のエピソードでは、白石康次郎さんが高校生セーラーを訪ねて対話を重ね、「スポーツの真の力」とは何かを探る構成になっています。

JSAFは今年も東北の被災地セーラーの支援を続けますが、被災から立ち上がろうとするセーラーの様子の一端が理解できる番組です。

その他、サッカーの北澤選手、ラグビーの大畑選手が被災地のアスリートたちを取材し、それぞれに印象深い発言をする興味深い番組になっています。

 

番組名:「スポーツのチカラ 震災と戦うアスリートたち」

放送予定日 :3月11日(日)19時~20時50分

再放送予定日:3月17日(土)13時~14時50分

放送局:NHK BS1

出演者:

●大畑大介(ラグビー元日本代表)

●北澤豪(サッカー元日本代表)

●白石康次郎(海洋冒険家)

●生島淳(スポーツジャーナリスト)

ボートショー 横浜ベイサイドマリーナ会場

2012年3月4日 日曜日

横浜ベイサイドマリーナのフローティング会場

3月1日~4日まで開催されている「ジャパンインターナショナルボートショー2012」は、今年、パシフィコ横浜と横浜ベイサイドマリーナの2カ所で開催されています。

パシフィコ横浜会場では屋内展示、横浜ベイサイドマリーナ会場では海上係留展示と体験乗船プログラムなどが行われ、両会場の間は無料バスが運行されています。

横浜ベイサイドマリーナ会場には約40艇の大型艇が海上係留されており、マリンファンはもとより、アウトレットモールで買い物をした一般客の目を楽しませています。

一方、パシフィコ横浜会場では3日、MJCマリン賞の発表があり、下記の方々が受賞されました。

MJCマリン賞2012
大賞
関野吉晴さん(インドネシアから石垣島までの約4700kmを手作りのカヌーで航海)

●スポーツ/アドベンチャー部門
立尾征男さん(艪漕ぎボートで太平洋4000キロを航海)

●文化/普及部門
NPO法人Blue Life(イベントで釣った魚を水産会社及び市場に買い取ってもらい東北支援に)

●安全/環境部門
今崎真幸さん(津波被災地で水上オートバイによる人命救助)

マリン賞の詳細
http://www.mjc.gr.jp/page6/files/6566a3336d8549b4fe3341d43600df53-2.php

 

MJCマリン賞の受賞式

 

もちろんJSAFブースも活況です。
使用済みセールを使ったバッグが好評で、残りもわずかになりました。ボートショーは本日4日17時まで開催。買い忘れのないように!

 http://www.marine-jbia.or.jp/boatshow2012/

残り僅かです! 使用済みセールを使ったバッグがJSAFブースで大好評

JSAF ボートショーでも頑張ってます(その2)

2012年3月2日 金曜日

「海が燃えた日」

 

JSAFがブースを出展している「ジャパンインターナショナルボートショー2012」は今日で2日目です。

今年はパシフィコ横浜と横浜ベイサイドマリーナの2カ所で開催されていますのでご注意を。
パシフィコ横浜会場では屋内展示、横浜ベイサイドマリーナ会場では海上係留展示と体験乗船プログラムなどが行われ、両会場の間は無料バスが運行されています。

さて、本日ご紹介するJSAFブース(パシフィコ横浜会場)の商品は、書籍「海が燃えた日―究極のヨットレース、アメリカズカップに挑戦したニッポンチーム」です。

山崎達光JSAF名誉会長、武村洋一JSAF前事務局長の共著による本書は、過去、3回にわたってアメリカズカップに挑戦したニッポンチャレンジの活動を両氏が書き留めたものですが、しかしそれだけにとどまりません。

本書の構成は3章に分かれており、武村氏による第1章「アメリカズカップとニッポンチャレンジ小史」には、簡潔な文章でこの2つの歴史的な流れがまとめられています。ニッポンチャレンジに関しては歴史だけではなく、その成り立ち、戦いの経過、クルーたちの成長の様子、挑戦の意義などがまとめられており、この章だけでアメリカズカップやニッポンチャレンジの概要が手に取るようにわかります。

第2章「ニッポンチャレンジはこう戦った」は、ニッポンチャレンジの立ち上げから3回の挑戦の流れが、山崎氏の「今だから話せる」といったエピソードをまじえて綴られています。あのとき、そんなことがあったんだ、とびっくりさせられる内容の話もあり、興味津々で一気に読んでしまいます。

そして第3章は「なぜ挑戦しないのか!」。実は本書のキーワードは「挑戦」なのです。1992年、95年、2000年と3度の挑戦を行なったニッポンチャレンジにつづく日本からの挑戦を熱望する著者2人の熱い思いがこの章にあふれています。
本書には河野博文JSAF会長の序文が寄せられており、そこには「(本書は)私には、私たちヨット界の後輩への檄に思える」とありますが、まさに正鵠を射ています。シームレスなセーリングを目指すJSAFの活動の行き着く先のひとつがアメリカズカップ挑戦であれば、そしてそれが常に目標の中にあれば、ベテランセーラーの夢を若いセーラーに継いでもらえることでしょう。
 
本書はJSAFブースの他に舵社のブースでも購入できます。
是非、ご一読を!

ボートショーの会期は3月4日までです。
http://www.marine-jbia.or.jp/boatshow2012/

使用済みセールで作ったバッグは大好評。限定生産。早い者勝ちです

 
 

JSAF ボートショーでも頑張ってます

2012年3月1日 木曜日

 

JSAFオリジナルバッグ。使用済みセールのリサイクル商品です

 

3月1日から「ジャパンインターナショナルボートショー2012」が始まりました。
会場はパシフィコ横浜と横浜ベイサイドマリーナの2カ所です。

パシフィコ横浜の屋内会場では例年通りJSAFもブースを出展しています。
今年のJSAFグッズの目玉商品は、使用済みの古いセールをリサイクルして作ったしたセールバッグです。

事業開発委員会の発案で、某セールメーカーの協力をいただき、ヨット乗りが縫製したこの商品は、使い古したセールの風合いがうまく活かされており、なかなか味があります。グロメットがついたままのもの、セールナンバーの「JPN」が上手くデザインされているもの、中には現役時代の汚れがついたままだけれど雰囲気がいいといった逸品もあります。

当然、手作りなので、個数は少なく、必然的に限定製品です。
ボートショー会場でしか買えません、ご購入はお早めに。

今年のボートショーは、地震や津波からの復興を目指す東北を支援する「東北支援プログラム」が行われていることが大きな特徴です。また、パシフィコ横浜会場では屋内展示、横浜ベイサイドマリーナ会場では海上係留展示と体験乗船プログラムなどが行われ、両会場の間は無料バスが運行されています。

会期は3月4日までです。
http://www.marine-jbia.or.jp/boatshow2012/

JSAFブースの様子

JSAF外洋艇推進グループ公式ホームページ『on Breeze』

2012年3月1日 木曜日

 

『on Breeze 』のトップページ(Photo By KAZI/Yoichi Yabe)

 

JSAFに加盟する諸団体の活動の中から、外洋艇のイベントを中心とした情報を集約したwebサイト『on Breeze』がオープンしました。

大型艇の場合、セーリング・ディンギーとは異なりトラック輸送が難しく、他水域への遠征となると自走(回航)となってしまうために時間も人手もかかります。そのため、セーリング・ディンギーのような全国規模のイベントが組みにくく、どうしても地域性が強くなりがちでした。

地域ごとのイベントが活発に行われていても、その情報は他地域には伝わりにくく、日本のどこでどんなイベントが行われているかよくわからない。そうなるとさらに遠征しようという意欲もおきず、ますます広域イベントが成立しにくくなってしまいます。

そこで、日本中のレース情報を集約し共有するため、全国の所属団体のご協力を得て、それぞれの更新情報を1つのwebサイトにまとめたのが『on Breeze』です。

他水域から参加者を募る、または他水域への遠征する際の情報源として、あるいは外洋艇による広域イベントの促進や各所属団体の活動そのものの活性化に活用していただければ幸いです。(鈴木保夫/外洋艇推進グループ 外洋総務委員長)

JSAF外洋艇推進グループ公式ホームページ『on Breeze 』
http://onbreeze.org/

JSAFサイトのトップページにある『on Breeze 』のバナーからも入れます。