‘ディンギ’ カテゴリーのアーカイブ

スター級ヨーロッパ選手権 鈴木國央・和田大地組 初の3位!

2011年7月8日 金曜日

表彰台に立つ鈴木選手(左から2人目)と和田選手(左端)

 

7月2日から北欧・フィンランドのヘルシンキで開催さている五輪クラス合同ヨーロッパ選手権大会「Open Europeans Helsinki2011」のスター級ヨーロッパ選手権は(13ヵ国・31艇エントリー)は7日、大会最終日を迎え、JSAFナショナルチームの鈴木國央(すずきくにお 34歳 和歌山セーリングクラブ)・和田大地(わだだいち 36歳 日吉染業)組が総合3位となりました。    

日本人スター級選手として主要国際大会での表彰台は初めてです。

なお、優勝はスペイン、2位はギリシア。

スター級は全長6.9mの2人乗り大型競技用ヨットとして欧米で人気があり、五輪種目として長い歴史を誇るとともに、世界の巨漢コンビのスーパースター選手たちが乗り込むことでも知られています。

鈴木組は2008年北京五輪の出場権を逃し、来るべき2012年ロンドン五輪のスター級出場枠(英国を含む16カ国)獲得を目指し、本年5月以来、欧州遠征を続けています。今大会後帰国し、活動ベースの和歌山にて国内強化活動を継続、五輪予選となる本年12月の世界選手権(豪州・パース)に出場します。(JSAF オリンピック特別委員会)

大会サイト  http://www.openeuropeans2011.com/eventsites/default_euros.asp?eventid=65354
JSAF オリンピック特別委員会 http://jsaf-osc.jp/
ヨーロッパ選手権レポート  http://jsaf-osc.jp/cn03/pg03_52.html

勝った笑顔が素晴らしい鈴木選手(右)と和田選手

「がんばれ東日本!」
ナショナルチームがオランダで復興支援

2011年5月26日 木曜日



JSAFナショナルチームはヨーロッパ遠征の真っただ中ですが、今はオランダのメデンブリックでデルタロイド・レガッタに参加しています。

本レガッタでは日本チームの選手、コーチが「がんばれ東日本!」キャンペーンのステッカーや旗を掲げ、日本の復興支援を呼びかけています。
この地の人々も東日本大震災には強い関心を抱いており、大会メディアチームが日本の選手を連日、取材しています。

昨日は、被災したラジアル女子の高橋香選手に対するインタビューがありました。
高橋選手は被災地である福島・いわきの出身。
津波で練習艇を失い、ホームポートで練習できなくなり、和歌山のナショナルトレーニングセンターへ移動して練習を重ねてきました。

レース終了後にはムービーの撮影が行われたのですが、その撮影現場にオランダセーリング連盟の理事ロブ・フランケン氏が登場して周囲を驚かせました。
彼は、「オランダがチーム・デルタロイド(オランダのナショナルチーム)が25枚のステッカーを購入する」と発表しました。
スッテカーや旗はウエイマス大会から販売すると伝えてあったのですが、オランダが先行して予約申し込みをするということなのです。
そして、「オランダに続いて、他の国々も日本の復興支援に協力するであろう」とコメントしていました。

レガッタの現場にはISAFのメンバーもおり、先月のISAFミッドイヤーミーティングでの河野JSAF会長のスピーチをしっかり受け止めて、みなさんがこのように対応して下さっています。

この取材の様子はデルタロイドレガッタ のウェブページに掲載されています。
こちらの方々にとっては「がんばれ東日本」のフレーズは覚えにくいようで、「Gambare!」のひとことが日本の復興支援の象徴のようです。(レポート/斉藤愛子・JSAFオリンピック特別委員会)

デルタロイドレガッタ
http://www.deltalloydregatta.org/news/regatta-news/gambare/

デルタロイドレガッタ JSAF現地レポート
http://jsaf-osc.jp/cn03/pg03_w49.html

ステッカーを手に復興支援を呼びかける高橋香選手

関コーチのボートにも復興支援の旗が翻ります

470級男女、2016年五輪に採用!

2011年5月8日 日曜日

 

現地から入った連絡によると、2016年オリンピックのセーリング競技に470級男女が残ることが決まった。

ISAFミッドイヤーミーティング(ロシア・セントペテルスブルグ開催)で決定された。
この結果、2016年オリンピックは下記の10種目で競われる。

Men’s Two Person Dinghy – 470
Women’s Two Person Dinghy – 470

Men’s Board and/or Kiteboard – evaluation
Women’s Board and/or Kiteboard – evaluation
Men’s One Person Dinghy – Laser
Women’s One Person Dinghy – Laser Radial
Men’s 2nd One Person Dinghy – Finn
Men’s Skiff – 49er
Women’s Skiff – Evaluation
Mixed Two Person Multihull – Evaluation

ISAF
http://www.sailing.org/

フランス オリンピック ウイーク
470級 男子 原田龍之介・吉田雄悟組 5位入賞

2011年4月30日 土曜日

4月24日から南フランス・プロバンスのイエールにて開催されていた国際セーリング連盟・ワールドカップ第4戦「第43回フランスオリンピック ウイーク」(60カ国・13種目・1,200艇参加)で、男子470級(32カ国・106艇)の原田龍之介・吉田雄悟組(アビームコンサルティング)が総合5位に入賞しました。

予選ラウンド・決勝ラウンド計10レースのうちシングルを6回取り総合4位でメダルレースに進出した同チームは、1本勝負のメダルレースを9位でフィニッシュ。通算得点で総合5位となりました。

女子470級(26カ国・57艇)の近藤 愛・田畑和歌子組(アビームコンサルティング)は総合8位。

日本470級男女ナショナルチームの実力は世界レベルにあり、来年のロンドン五輪においてメダル獲得を期待されています。(JSAFオリンピック特別委員会)
日本から大会に参加した7種目16名のナショナルチームの成績
http://jsaf-osc.jp/cn03/pg03_w48.html

フランス オリンピック ウイーク
http://sof.ffvoile.net/

470級 国際スプリングカップ(仏・トゥーロン)
原田龍之介/吉田雄悟組 優勝

2011年4月19日 火曜日

4月14日から南フランス・トゥーロン近くのラ・セーヌ・シュルメールにて開催されていた「第36回470級国際スプリングカップ」(24カ国・72艇参加・男女混走)で、JSAFナショナルチームの原田龍之介・吉田雄悟組(アビームコンサルティング)が優勝しました。

原田・吉田組は予選ラウンドを首位(1-3-1-5-9)で通過、決勝ラウンドの最終レース(第9レース)でもトップを取り、優勝を確定しました。

一方、同じナショナルチームの松永鉄也・今村公彦組(スリーボンド)は決勝ラウンド初日に原田組を抜き首位に出ましたが、最終レースで順位を下げ(23位)、同組に逆転を許す総合3位となりました。

女子の近藤愛/田畑和歌子組(アビームコンサルティング)は男子と同じレースを戦い、女子2位となる総合12位に入りました。女子の吉迫由香・大熊典子組(ベネッセ)は総合28位(女子5位)でした。(JSAFオリンピック特別委員会)

470級国際スプリングカップ http://www.ycsablettes.org/index.php/accueil.html
JSAFオリンピック特別委員会
http://jsaf-osc.jp/