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ぎふ国体リハーサル大会 終了

2011年9月19日 月曜日

初日のスナイプ級スタート直後(photo by Ken Toyosaki)

「高松宮妃記念杯第57回全日本実業団ヨット選手権大会」「第13回全日本セーリングスピリッツ級選手権大会」「2011年全日本セーリング選手権大会」で構成される「ぎふ清流国体セーリング競技リハーサル大会」が海陽ヨットハーバー(愛知県蒲郡市)で開催され、9月19日に終了しました。

心配された台風の影響もそれほどなく、初日9m/s前後、2日目3~4m/s、3日目4m/s前後の風が吹き、各レースとも予定した全7レースすべてを消化しました。

各大会の1位から3位は下記のとおりです。

「全日本実業団ヨット選手権大会」
470級
1位 (株)エス・ピー・ネットワーク
2位 (株)エス・ピー・ネットワーク
3位   (株)日立製作所ヨット部

スナイプ級
1位  AI☆STARS
2位  (株)豊田自動織機
3位   ホンダ熊本ヨット部

「全日本セーリングスピリッツ級選手権大会」
1位  伊藤淳子・渡邉絵美(岐阜県ヨット連盟)
2位  新谷繁美・矢野美晴(山口県セーリング連盟)
3位  小泉颯作・小泉維吹(山口県セーリング連盟)

「全日本セーリング選手権大会」
国体ウインドサーフィン級
1位  重光英孝((株)豊田自動織機)
2位  小嶺恵美(岐阜県ヨット連盟)
3位  金子岳司(岐阜県ヨット連盟)

国体シングルハンダー級
1位  永井喜彰(半田市役所ヨット部)
2位  永井久規(豊田合成(株)ヨット部)
3位  谷口斉謙((株)島精機製作所)

シーホッパー級SR
1位  谷内志緒里(石川県セーリング連盟)
2位  才木雪代(山口県セーリング連盟)
3位  冨部柚三子(東京都ヨット連盟)

大会サイト http://www.gifukokutai2012.jp/kokutai/

 

2日目のシースピリット級(photo by Ken Toyosaki)

 

最終日の国体ウインドサーフィン級(photo by Ken Toyosaki)

RS:X女子の小嶺恵美選手 銀メダルを獲得! 2011年 ユニバーシアード大会 

2011年8月21日 日曜日

やった、銀メダル獲得!

 

8月12日から22日から中国・深圳(Shenzhen)で行われていたユニバーシアード大会セーリング競技で、RS:X女子の小嶺恵美選手(大垣共立銀行)が銀メダルを獲得しました

スタート後の1上マークは7位で回航、下マークでペナルティーを受け360度回転後、集団が右のコースを取る中、左に一気に突っ込み勝負をかける。

賭けが当たり2上を4位回航、その後順位をキープし、4位でフィニッシュ。見事銀メダルを獲得しました。

小嶺恵美
「最後まであきらめず漕ぎ続けました。自分の得意な風で勝負できたのが良かった。本当にうれしいです!!」 

 中村健一監督のコメント(JSAFジュニア・ユース育成強化委員会、JOC専任コーチ) 
「ペナルティーを受け不利な状況の中、最後まであきらめず戦い抜いた事が今回の銀メダル獲得につながりました。レベルの高いレースでの銀メダルは非常に価値のあるも。メダル獲得でウインド界に新たな風が入り、さらに発展してほしいと思います」

 
JSAF大会レポートのサイト
http://jsaf-osc.jp/Junior-Youth/JY-04/jy04_25.html

大会公式サイト
http://www.sz2011.org/Universiade/games/sportsprog/5649.shtml

RS:X女子の小嶺恵美選手(関東学院大学)

2011年 ユニバーシアード大会                 470級 徳重エリカ・外薗潤平組が銅メダル獲得!

2011年8月21日 日曜日

フィニシュ直後の徳重エリカ・外薗潤平組

 

8月12日〜22日から中国・深圳(Shenzhen)で行われていたユニバーシアード大会セーリング競技で、470級MIXの徳重エリカ・外薗潤平組 (日本経済大学)が銅メダル獲得しました

メダルレースでは、トップマークを4番回航から徐々に順位をあげ、最終下で1位になったものの、フィニッシュ手前で1艇に抜かれ2位でフィニッシュするも、見ごたえのあるレースでした。

徳重エリカ
「うれしいです!! でもまだまだ上を目指して練習に励んでまた挑戦したい」

外薗潤平
「メダルを取れたことはうれしいです。これからも悪い所を改善してもっと上を目指します」

なお、470級男子の土居一斗・磯崎哲也組 (日本経済大学)も総合4位入賞となりました。

土居一斗
「自分の悪いところが全部出たレースでした」

磯崎哲也
「今日のレースはコースが悪く、順位を落としていたと思います。日本に帰ったら悪い所を改善して上を目指します」

 
中村健一監督のコメント(JSAFジュニア・ユース育成強化委員会JOC専任コーチ)
「みんな、よくやってくれました。メダルの色に関係なく、選手たちはベストを尽くしました。今回のレースで今後努力せねばならない所が見えたと思うので、これからも練習に励み、より高見を目指してほしいと思います。次はRS:Xの番です!」

JSAF大会レポートのサイト
http://jsaf-osc.jp/Junior-Youth/JY-04/jy04_25.html

大会公式サイト
http://www.sz2011.org/Universiade/games/sportsprog/5649.shtml

 

最終レースに向かう徳重と外薗

プレオリンピック
470級女子の近藤・田畑組が優勝
男子の松永・今村組も4位入賞

2011年8月13日 土曜日

優勝を決めた直後の近藤・田畑組

 

8月4日から英国・ウェイマスで開催されていたセーリング競技・五輪テストイベント(プレ五輪)大会の470級(男子33カ国33艇・女子26カ国26艇)で近藤愛・田畑和歌子組(アビーム コンサルティング)が優勝しました。

近藤・田畑組は1点差で英国チームと競い、「先着したほうが金メダル」という文字通りの一騎打ちの戦いとなりました。近藤組はスタートから終始英国艇をリードするなど冷静かつ巧みなレース運びを見せ、ニュージーランド艇に次ぐ第2位フィニッシュ。英国艇は4位に沈み、近藤組は堂々の逆転総合優勝・金メダルを獲得しました。

男子の松永鉄也・今村公彦組(スリーボンド)はメダルには届きませんでしたが、総合4位を獲得しました。

来年のロンドン五輪に向けて日本セーリングチームの470級は男女とも「メダル獲得」を目指しています。まだ1年先とはいえ、五輪は同じ時期に同じ海面で行われるため、今回の日本470級の活躍は本番での期待をさらに高めるものになりました。(JSAFオリンピック特別委員会)

大会サイト
http://www.sailing.org/london2012/2011-test-event.php

470級の他5種目については下記の日本セーリング連盟・オリンピック特別委員会プレ五輪現地レポートをご参照ください。
オリ特サイトhttp://jsaf-osc.jp/cn03/pg03_53.html

 

スタート前から日VS英の攻防は始まった

               

 

表彰台の近藤・田畑組

 
 

420級元津大地・日野勇輝組
ユースワールドで銀メダルを獲得

2011年7月16日 土曜日

最終日会心の走りを見せトップフィニッシュした元津大地・日野勇輝組

 

日本の元津大地・日野勇輝組(佐賀県立唐津西高等学校3年 ・玄海セーリングクラブ・17歳)U-19世代の「ISAF ユースセーリングワールド」(クロアチア・ザダル)で男子420級総合2位(35カ国・35艇)に入り、大会史上日本選手2度目となる銀メダルを獲得しました。

優勝はスペイン、3位はオーストラリアでした。

元津・日野組は国際大会での経験を積み、昨シーズンから実力を発揮、代表選考会でも圧倒的スコアで優勝を飾りました。

今大会でも当初から3位以内を目標とし、全11レース中2回のトップを含めた5回のシングル順位を取り、世界の強豪国チームを相手に一歩も引かない戦いぶりを見せました。今回の銀メダル獲得により次代の日本セーリング界を担う「期待の星」に躍り出ました。

なお、この大会には日本から5種目に7名の代表選手がエントリーしました。その中で最も期待されていたレーザーラジアル級女子の土居愛実(神奈川横浜・山手学院高等学校3年)は2点差で惜しくも銅メダルを逃す4位入賞でした。(JSAFオリンピック特別委員会)

JSAFジュニアユース育成強化委員会大会レポート
http://jsaf-osc.jp/Junior-Youth/JY-04/jy04_18.html

世界選手権成績表
http://www.isafyouthworlds.com/editions/2011/results-2011.php

世界に挑戦し獲得した2位のメダル