‘レース情報’ カテゴリーのアーカイブ


トウキョウズカップ2012ヨットフェスティバル

2012年8月10日 金曜日
レースの後、島の方々と一緒に盛り上がる交流会を開催

レースの後、島の方々と一緒に盛り上がる交流会を開催

8月4日~5日にトウキョウズカップ2012ヨットフェスティバル(東京都・大島)でが開催されました。

この大会は今年で21回目を数え、波浮港の風物詩となるヨットレースです。

コースはA(小網代沖→波浮)、B(岡田港→波浮)、C(三宅→波浮)と3コースが用意され、各艇は好きなコースを選びレースに参加します。各艇それぞれの場所からスタートし、波浮港防波堤にある灯台がフィニッシュとなっています。

レースを終えた艇は波浮の港で泳いだりデッキで宴会を始めたり、各々レースの疲れを癒す時間も楽しんでいます。夕方からは島の方々と一緒に盛り上がる交流会があります。婦人会の方々が用意してくださる料理やシッタカのやアシタバやクサヤはとても美味しく、島の焼酎を片手にレースの話をして楽しい1日を過ごします。

今年はAコースとBコースの2つでしたが、両クラスともとても良い風が吹いて順調なレースが展開され、参加された各艇の方々は「今年はとっても面白かったと」口々に話されていました。(レポート/三浦多満枝)

大会サイト
http://yacht.main.jp/tcup/

Bコースの様子

Bコースの様子

島の子どもたちに体験乗船を楽しんでもらっています

島の子どもたちに体験乗船を楽しんでもらっています

オリンピック速報
470級女子 近藤・田畑組
総合14位で終了

2012年8月9日 木曜日
下マークに向かう470級女子フリート(photo by Kazushige Nakajima/LAYLINE MEDIA)

下マークに向かう470級女子フリート(photo by Kazushige Nakajima/LAYLINE MEDIA)

[8月8日 ウェーマス発]
470級女子 近藤・田畑組は前日のブラジル艇の抗議が認められ、第8レースは失格(DSQ)となり7点が消え、21点が課せられました。

これが今回の捨てレースになり、前日の総合暫定順位10位から総合15位に後退。フリートレース最終日の今日、メダルレース進出をかけて残り2レースに臨むことになりましたが、13-8と走ったものの総合14位となり、メダルレース進出はなりませんでした。
以下は2人のコメントです。

【470級女子・近藤 愛】
「レースまでの準備は万全でした。2日目がターニングポイントでした。気持ちを切り替えて臨んだのですが、リコールして戻ったり、気持と裏腹の部分が多く出てしまいました。だけどそれにくじけず、最後まで戦ったのですが結果がついてきませんでした。五輪の難しさを痛感しました。外国選手は五輪に向けて勝つための取り組みが上手です。五輪にピークを持って来ています。そうした点で彼女らの上達に自分が追い付けていませんでした。やはり“五輪”ですね」

【470級女子・田畑和歌子】
「初日の入りはよかったし、手応えもつかんだつもりでしたが、2日目のトラブルが今回のターニングポイントだったと思います。そこからリズムが崩れ、最後までそれを取り戻せませんでした。メンハリ・トラブル、リコール解消、それにDSQなどレースで起こしてはいけないことを全部してしまいました。世界と戦えるレベルにあることは間違いなかったのですが、準備段階で防げるトラブルを防げませんでした。その点に悔いが残ります。レースに臨むための環境はベストでした。会社をはじめ、サポートをしていただいた関係者に感謝しています」

470級女子・近藤/田畑組  9-4-17-19-11-9-13-(21)DSQ-13-8 総合14位(20ヵ国)  終了

470級女子 近藤 愛・田畑和歌子組(photo by Kazushige Nakajima/LAYLINE MEDIA)

470級女子 近藤 愛・田畑和歌子組(photo by Kazushige Nakajima/LAYLINE MEDIA)

本日をもってセーリング日本代表チームのすべての競技を終了しました。結果は以下のとおりです。

     49er級 牧野幸雄・高橋賢次組        総合18位
     レーザーラジアル級 土居愛実         総合31位
     ウインドサーフィン・RS:X級男子 富澤 慎  総合28位
     ウインドサーフィン・RS:X級女子 須長由季  総合21位
             470級男子 原田龍之介・吉田雄悟組        総合18位
     470級女子 近藤 愛・田畑和歌子組         総合14位

詳細はオリ特サイトをご覧ください。
【オリ特サイト】
http://jsaf-osc.jp/cn03/pg03_w71.html

【公式WEB】
http://www.sailing.org/olympics/london2012/index.php
http://www.london2012.com/sailing/
【リザルトセンター】
http://www.sailing.org/olympics/london2012/results_centre.php

オリンピック速報
470級男子 原田・吉田組 総合18位で競技終了

2012年8月8日 水曜日
470級男子(photo by Kazushige Nakajima/LAYLINE MEDIA)

470級男子(photo by Kazushige Nakajima/LAYLINE MEDIA)

[8月7日 ウェーマス発]
470級男子 原田・吉田組はフリートレース最終日の2レースを戦い17-15となり、通算総合18位。メダルレース進出を逸し、全10レースを以って五輪競技を終了しました。

以下は2人のコメントです。

【470級男子・原田 龍之介】
「悔しいですが実力通りの結果だったのかもしれません。調子もよかったのでもっと行けると思っていたのですが、力を発揮できませんでした。期間中、日々自分たちのできる限りの努力をしたのですが、うまく行きませんでした。何もできないままに終わってしまった感があります。ダウンウインドが思うように走らず、抜かれてしまうケースが多く、それがその後の展開を苦しくしてしまいました。外国勢は五輪に向けての調整が上手で、足元をすくわれてしまいました。会社やマルチサポートなど環境は万全でしたが、それに報いることができなかった無念さがあります」

【470級男子・吉田雄悟】
「自分たちの思っていたスピードの走りができませんでした。それが課題でもあり反省でもあります。フリーの走りの改善が必要です。この辺りが世界との差です。風のあるところを走ることができませんでした。風を取って行かない限りはクローズの走りもうまくいかなくなります。終わったという感じがしません。コンディショニングとかいろいろな面でマルチサポートを受け万全な体調でレースに臨めたのですが、悔しさが残ります。ゆっくり休んで今後のことを考えるつもりです」
470級男子・原田/吉田組 19-12-(25)-12-7-11-21-17-17-15 総合18位(27ヵ国)  終了

 

一方の女子 近藤・田畑組は最初のレース(第7レース)を13位、続く第8レースを7位にまとめ、前日の総合順位から1番上げて総合10位。メダルレース進出圏内に入ってきました。明日はフリートレース最終日の2レースです。

470級女子・近藤/田畑組  9-4-17-(19)-11-9-13-7 総合10位(20ヵ国)


詳細はオリ特サイトをご覧ください。
【オリ特サイト】
http://jsaf-osc.jp/cn03/pg03_w71.html

【公式WEB】
http://www.sailing.org/olympics/london2012/index.php
http://www.london2012.com/sailing/
【リザルトセンター】
http://www.sailing.org/olympics/london2012/results_centre.php

470級男子・原田/吉田組(photo by Kazushige Nakajima/LAYLINE MEDIA)

470級男子・原田/吉田組(photo by Kazushige Nakajima/LAYLINE MEDIA)

オリンピック速報
49er級 全レース終了

2012年8月7日 火曜日
トップを走る牧野・高橋組(photo by Kazushige Nakajima/LAYLINE MEDIA)

トップを走る牧野・高橋組(photo by Kazushige Nakajima/LAYLINE MEDIA)

[8月6日 ウェーマス発]
最終日を迎えた49er級 牧野・高橋組は本日の最初のレース(第14レース)で、まさに「胸のすく」今大会最高のパフォーマンスを見せました。

10ノットの軽風のレースとなり、アウター寄りの下サイドから出遅れたものの、ポートタックのロケットスタートを敢行、フレッシュウインドのコースも当たり、第1上マークではオーストラリアのアウトリッジ組を抑えてトップ回航。ライブ中継のテレビ画面を独占しました。

追撃するオーストラリア艇に第3上マーク前でつかまりトップを明け渡しましたが、その後は世界の強豪を後ろに従え、順位をキープ。堂々たる2位フィニッシュを飾りました。軽風の走りは世界レベルです。つづく第15レースは10位となり、全15レースを戦い総合順位は18位となりました。
【49er級・牧野 幸雄】
「15レースをよい風できっちり戦いました。実力どおりの結果とは言えますが、惜しむらくは今日みたいな得意の風が欲しかったです。強風でももっと戦えると思っていましたが、我々の3年半のキャンペーンでは足りませんでした。無念さが残っています。北京五輪にも出ているので世界のレベルは自分なりに分かっているつもりでしたが、もっと戦えたかもしれません。今後についてはこの大会に集中していたので何も考えていません。ゆっくり考えます」

【49er級・高橋賢次】
「結果は惨敗です。悔しいです。ただ全力をつくしたからという気持ちもあります。強風の克服が課題です。今日のレースなどを考えると複雑な気持ちになります。五輪に出ていろんな意味で自分の成長を実感しています。これからに活かしていきたいと思っています。今後については未定です」

49er級・牧野/高橋組 16-13-17-14-(18)-11-18-16-18-18-14-15-6-2-10 総合18位(20ヵ国) 終了

全15レースを終えた牧野・高橋組(photo by Kazushige Nakajima/LAYLINE MEDIA)

全15レースを終えた牧野・高橋組(photo by Kazushige Nakajima/LAYLINE MEDIA)

 

明日はレイデー明けの470級女子が再登場。男子は最終日を迎えます。

詳細はオリ特サイトをご覧ください。
【オリ特サイト】
http://jsaf-osc.jp/cn03/pg03_w71.html

【公式WEB】
http://www.sailing.org/olympics/london2012/index.php
http://www.london2012.com/sailing/
【リザルトセンター】
http://www.sailing.org/olympics/london2012/results_centre.php

オリンピック速報番外

2012年8月6日 月曜日
セーリング会場の聖火(photo by Kazushige Nakajima/LAYLINE MEDIA)

セーリング会場の聖火(photo by Kazushige Nakajima/LAYLINE MEDIA)

 
[8月5日 ウェーマス発]

今日は日本人選手の出ていないスター級とフィン級のメダルレースが行われました。

スター級にはイアン・パーシー、フィン級にはベン・エインズリーという地元英国セーリング界のビッグネームの2人が登場するとあって陸の観客席は英国人で超満員。

結果、パーシーは逆転されて銀メダルとなってしまいましたが、エインズレーは接戦を制して逆転金メダル(自身4個目)に輝き大歓声がこだまして大変な盛り上がりでした。

【公式WEB】
http://www.sailing.org/olympics/london2012/index.php
http://www.london2012.com/sailing/
【リザルトセンター】
http://www.sailing.org/olympics/london2012/results_centre.php

 
 
 
 
フィン級のメダリストたち。中央が金メダル獲得のベン・エインズリー(photo by Kazushige Nakajima/LAYLINE MEDIA)

フィン級のメダリストたち。中央が金メダル獲得のベン・エインズリー(photo by Kazushige Nakajima/LAYLINE MEDIA)

 
スター級のメダリストたち(photo by Kazushige Nakajima/LAYLINE MEDIA)

スター級のメダリストたち(photo by Kazushige Nakajima/LAYLINE MEDIA)