‘レース情報’ カテゴリーのアーカイブ

第19回全日本学生女子ヨット選手権大会

2010年9月18日 土曜日

受け付けの様子です

 

今日から第19回全日本学生女子ヨット選手権大会が始まります。

この大会は、日建・レンタコムグループの協賛を賜り、冠レースとして19年の間つづいている大会です。

2年ぶりに関東水域で開催することになり、大会会場は大葉山新港となります。

全日本女子の運営は久しぶりで不安でしたが、男子学連や役員たちに支えられて、ようやく準備が整いました。

昨日は受け付けと計測でした。
数日前から他水域の選手たちが葉山新港に来ていましたが、関東水域の大学も普段練習を行っている森戸海岸から船を移動し、全艇が葉山新港にそろい、運営側も選手側もレースの準備が整ってきたようです。

ハーバーは女の子たちだらけで、普段の雰囲気とは少し違います。
準備をしている男子学連の学生たちがいつもより楽しそうでした…。

あと数時間でレースが始まります。
9時から開会式が葉山新港で行われ、予定では11時に470級がスタートです。
各水域の予選を勝ち抜いてきた女子選手たちの熱い戦いが、いよいよ始まります!

関東学生ヨット連盟のHPで速報やレースの様子などがご覧になれます。
是非、ご覧ください。

関東学生ヨット連盟 http://kg-yacht.r-cms.biz/
速報 http://ameblo.jp/kantou-yacht/

第13回相模湾ヨットフェスティバルレース2010

2010年9月2日 木曜日
 

 

ORC-Clubクラスで優勝したEBB TIDE

 

 

8月29日、第13回相模湾ヨットフェスティバルレース2010(主催/JSAF外洋三崎)が、41艇の参加で開催されました。
連日の猛暑が続く今夏ですが、レース当日もやはり快晴、朝から暑い一日が始まりました。

当レースは裕次郎レースを縁としていることから、小網代沖から裕次郎灯台のある名島沖マークを回航するコース設定です。

微風によるDNFを極力ださないようにするため、コース短縮できるポイントを2カ所設定しました。しかし、スタート地点からは富士山、伊豆大島、伊豆半島、房総半島まですべて見渡せるコンディションで、風向は南南西、風速はスタート時の5ノット前後から予想どおり10ノット前後まで上がり、凪倒れの心配は無用に終わりました。

スタートはフリーの追い潮で、複数艇のリコールが出て2艇が認識できずOCSとなりました。レース展開は速く、15時過ぎには全艇無事にフィニッシュしました。夏の最後の週末を飾るレースは快適なコンディションで終えることができ、ハワイ往復航空券などの豪華賞品があたる抽選会などでパーティも大変に盛り上がりました。

今回は国際VHFの普及啓発のため、海上チェックイン時のロールコール、リコール時の通告に積極的に使用しました。結果、今後の無線局運用上の課題など貴重な知見を得ることができました。(レース委員長/高橋正実)

JSAF外洋三崎 http://www.jsaf.or.jp/misaki/

IRCクラスで優勝したROUGE

オープンクラスで優勝したZETA

国体リハーサル大会 終了

2010年8月30日 月曜日

全日本実業団スナイプ級

 

高松宮妃記念杯第56回全日本実業団ヨット選手権大会、第12回全日本セーリングスピリッツ級選手権大会、2010年全日本セーリング選手権大会が、8月27日から29日にかけて山口県スポーツ交流村ヨットハーバーで行われました。

これらの大会は「おいでませ!山口国体 セーリング競技リハーサル大会」として開催され、来年の山口国体のシミュレーションとして運営、行政、そしてセーラーたちも貴重な経験を積む大会となりました。

各大会の成績は下記のとおりです。

高松宮妃記念杯第56回全日本実業団ヨット選手権大会

470級
1位 エス・ピー・ネットワーク
2位 山口県セーリング連盟(オープン参加)
3位 Cest la vie(オープン参加)
4位  九州旅客鉄道
5位 愛媛県セーリング連盟(オープン参加)
6位 マツダ
7位 川崎重工ヨット部
8位 日立製作所

スナイプ級
1位 ホンダ熊本ヨット部
2位 豊田自動織機
3位 エス・ピー・ネットワーク
4位 アイシン・エーアイ
5位 オクムラボート販売(オープン参加)
6位 NTT東日本
7位 三菱重工菱友会
8位 三菱重工広島
(以下略)

第12回全日本セーリングスピリッツ級選手権大会

成年女子
1位 新谷・矢野(山口県セーリング連盟)
2位 高橋・田村(広島県ヨット連盟)
3位 谷口・森山(和歌山県セーリング連盟)
4位 山口・谷口(長崎県セーリング連盟)

少年男子
1位 小泉・吉冨(山口県セーリング連盟)
2位 伊藤・後藤(海津明誠高等学校)
3位 元津・日野(玄海セーリングクラブ)
4位 吉野・澤登(東京都ヨット連盟)
5位 渡部・新居田(愛媛県セーリング連盟)
6位 河野・山本(邑久高等学校)
7位 山本・本計(広島県ヨット連盟)
8位 永松・岡田(大分県セーリング連盟)
(以下略)

少年女子
1位 山口・白澤(玄海セーリングクラブ)
2位 若林・深沢(湘南ヨットクラブ)
3位 須河内・森口(福岡県セーリング連盟)
4位 井上・上村(邑久高等学校)
5位 長堀・久保(東京都ヨット連盟)
6位 内冨・広田(山口県セーリング連盟)
7位 原田・黒見(鳥取県セーリング連盟)
8位 山本・西屋(羽咋工業高校)
9位 村瀬・井川(広島県ヨット連盟)
10位 松浦・谷口(長崎県セーリング連盟)

2010年全日本セーリング選手権大会

ウインドサーフィン級(成年男子)
1位 鳥取雅嗣(広島県ヨット連盟)
2位 市川和典(静岡県セーリング連盟)
3位 大場敬仁(関西電力)
4位 牧野祥啓(岡山県セーリング連盟)
5位 高島知行(秋田県セーリング連盟)
6位 杉浦万正(デトロイトトーマツコンサルティング)
7位 小川達朗(東京都ヨット連盟)
8位 高下三嗣(鳥取県セーリング連盟)
9位 高木基宏(山口県セーリング連盟)

ウインドサーフィン級(成年女子)
1位 今井雅子(山口県セーリング連盟)
2位 堀川智江(神奈川県セーリング連盟)
3位 長門利恵(カネソ22)
4位 中野彩美

国体シングルハンダー級
1位 谷口斉謙(和歌山県セーリング連盟)
2位 檜皮昇太(広島県ヨット連盟)
3位 伊藤秀郎(三重県ヨット連盟)
4位 藤村裕二(山口県セーリング連盟)
5位 渡辺真吾(玄海セーリングクラブ)
6位 棚橋祐司
7位 森崎邦弘(長崎鶴洋高校ヨット部)
8位 九冨潤一郎(香川県ヨット連盟)
(以下略)

シーホッパー級SR(成年女子)
1位 谷内志緒里(石川県セーリング連盟)
2位 大原知子(広島県ヨット連盟)
3位 才木雪代(山口県セーリング連盟)
4位 冨部柚三子(東京都ヨット連盟)
5位 蛭田香名子(豊田自動織機)
6位 河原由佳(三重県ヨット連盟)
7位 松下結(長崎県セーリング連盟)

シーホッパー級SR(少年男子)
1位 高山達也(大分県セーリング連盟)
2位 森山慎太郎(山口県セーリング連盟)
3位 脇貞徳(滋賀県セーリング連盟)
4位 樋口太郎(宮崎県)
5位 国政真平(玄海セーリングクラブ)
6位 谷口紘基(玄海セーリングクラブ)
7位 山本康司(山口県セーリング連盟)
8位 前川慶太(海津明誠高等学校)
(以下略)

シーホッパー級SR(少年女子)
1位 多田桃子(玄海セーリングクラブ)
2位 高竹瑞恵(広島県ヨット連盟)
3位 国見彩乃(東京都ヨット連盟)
4位 山辺美希(福岡県セーリング連盟)
5位 平野真未(邑久高等学校)
6位 内野真亜子(大分県セーリング連盟)
7位 中山由佳(玄海セーリングクラブ)
8位 仲山好(山口県セーリング連盟)
(以下略)

国体シングルハンダー級

全日本実業団470級の優勝の前田・野呂艇(エス・ピー・ネットワーク、右)と2位の安部・山近艇(山口県セーリング連盟)

全日本セーリングスピリッツ級少年男子で優勝した小泉・吉冨艇(山口県セーリング連盟艇)

第1回ユースオリンピック競技大会
ユニークな大会内容 JSAFも参加

2010年8月18日 水曜日

ユース世代の国際交流は大会の狙いの一つ

2010年8月14日~8月26日にかけて、シンガポールで第1回ユースオリンピック競技大会が行われています。
 
205の国と地域が参加し、26競技が行われる本大会は、14~18歳の選手を対象にしたオリンピック大会。エリート選手の競争の場というより、 スポーツを通じた教育に重点をおき、友情や健全な肉体、社会とのかかわりなどオリンピックの持つ価値を若者たちに訴えるのが狙いとされています。

夏季大会と冬大会(次回は2012年開催予定)があり、オリンピックと同じように4年に1度開催されます。実施種目はオリンピック種目を基本とし、夏季は3000人、冬季は1000人を超えない規模とすることにしているそうです。

本大会にはオリンピックにはない種目として、3人対3人で行うバスケットボール3on3(スリーオンスリー)などのほか、陸上競技・テニス・馬術などでは他NOCとの混合チームで行う種目、また水泳やアーチェリーなどでは男女混成チームの種目などがあります。

セーリング競技は15歳、16歳、バイト、テクノ293の2種目が行われ、日本からはテクノ293の男女2名の高校生が参加しています。

男子選手は倉持 大也(東京・東亜学園高校1年 16歳)、女子選手は由里 汐里(京都・府立西城陽高校1年 15歳)で、男子20艇、女子20艇の中で競います。

JSAFオリンピック特別委員会のサイトでレポートを掲載していますのでご覧ください。

JSAFオリ特サイト  http://jsaf-osc.jp/Junior-Youth/JY-04/jy01-03.html
大会公式サイト: http://www.singapore2010.sg/

 

470級女子
近藤愛・田畑和歌子組 優勝!
セーリング・ワールドカップ 第7戦(英国)

2010年8月15日 日曜日

優勝した近藤・田畑チーム

ISAFワールドカップ最終戦(第7戦)『SKANDIA SAIL FOR GOLD』(英国・ウェイマス)大会は現地14日に最終日を迎え、日本の470級女子ナショナルチームの近藤愛・田畑和歌子組(アビームコンサルティング株式会社)が優勝しました。同組のワールドカップ優勝は昨年の第5戦・オランダ大会(5月)に続く2回目となります。 

近藤愛(29歳・日本大学卒)と田畑和歌子(26歳・福岡経済大学卒)は元々それぞれのチームの艇長(近藤は北京五輪日本代表)をつとめていましたが、北京五輪後の2009年に現在のチームを組み、現在世界ランク5位に位置しています。

本年は春先からヨーロッパに遠征、ワールドカップ3戦から5戦を7-5-6位、世界選手権でも6位入賞を果たしています。

今大会は予選シリーズ(24カ国46艇参加)を2位で通過、決勝シリーズでは首位に躍り出て、最終日、総合上位10艇のみが出場できる「メダルレース」に進出。メダルレースでは手堅くオランダ、スペインに続く3位に入り、予選シリーズから積算した総合得点で2位のスペインに大差をつけて堂々の優勝を飾りました。

今大会はプレプレ五輪という位置づけでもあり(ロンドン五輪と同時期開催であり、同一レース海面)、ロンドン五輪470級女子種目のメダル獲得に向けて大きなアドバンテージを得たことになります。

大会を終えた近藤・田畑組は同社の男子チーム(原田・吉田組:総合29位)とともに引き続き現地ウェイマスに残り、海外チームとの合同トレーニングを29日まで行い、その後帰国する予定です。

なお、今大会には日本からナショナルチーム8種目20選手が出場しました。各チームとも健闘しましたが近藤・田畑組以外はメダルレース進出が果たせませんでした。

JSAFオリンピック特別委員会 http://jsaf-osc.jp/
今大会現地レポート http://jsaf-osc.jp/cn03/pg03_39.html
大会公式サイト http://www.skandiasailforgoldregatta.co.uk/2010
大会最終成績 http://www.skandiasailforgoldregatta.co.uk/news/_992/latest_results

表彰式での2人